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グリニッジに『来る日時』

皆さま、ご機嫌如何でしょうか? 牧歌ブリ吉です。

(日本語にすると「子午線薬局」とてもグリニッジなネーミング?)


現代の安全保障は日米関係ですが、日英同盟の頃、日本の安全保障のパートナーと言えば、大英帝国だったことは皆さまご存知のとおり。大日本帝国軍は、日本から多くの精鋭を大英国に送り込んでその軍事技術を学んだのです。

(グリニッジトンネル。画像は10年前のもの。今はもう少しキレイになっている…かも)


その軍事施設の中でも、海軍と言えば、グリニッジです。

1904年に起きた日露戦争で、ロシアのバルチック艦隊に勝利した東郷平八郎提督は、若かりし頃、その留学期間の最後にグリニッジで建造された日本軍艦の建造に立ち会い、その軍艦に乗って帰国したという逸話をお持ちです。

東郷様は英国でも数々の逸話をお持ちです。

(Goddardという場末のレストラン。ウナギパイとウナギゼリーが長年の「超」人気料理)


一時は、グリニッジの海軍博物館構内に、東郷様の銅像があると伺って、ブリ吉はそれを確かめに行ったこともあります。学芸員数名に詰め寄ったにも関わらず、残念ながら、そのような事実はない、と言われましたが、東郷様自身が人格的にも歴史的にも、英国人の目に留まったことは事実のようです。実際、この時にブリ吉は5名のキュレーターと話したのですが、誰もが東郷様をご存知でした。しかも、・・・・

「日本のネルソン」と…。(おおっ!)

日露戦争は国民戦争だったから、ロス・チャイルド家が出資してくれたんですよ。と、司馬遼太郎さまが小説「坂の上の雲」で書いたことと、まるで同じことをドイツ人のキュレーター様が述べておられたので、びっくらこきました。

(グリニッジ公園。丘の上の天文台を望む。画像はVisit Britanから)


ちなみに、東郷様は肉じゃがを日本に紹介した方だそうです。

「あ~、あのビーフ・キャセロールの味が忘れらんねい」

と言って、渋谷の竹下通りの横っちょのお宅で、密かに召し上がっておられたのかもしれませんですね。拙宅では、肉じゃがと言えば、豚小間でしたが、元祖は牛肉だったようです。ならば、表記を「肉ぢゃが?」と「肉じゃが」とに分けた方が良いと思うのはブリ吉だけでしょうか?

で、「グリニッジに来る日時(クルニッジ)」ですが、ご自分でお決め下さい。

テムズ川が干潮になるときの方が、見所が増えて好うござんす。

 (子午線の上に立つのはグリニッジで必須。画像はvisit britainから)


市場あり、骨董屋あり、湖岸には幽霊パブあり、元王宮跡あり…、グリニッジは見どころが満載です。ちょっと足を伸ばしてBexleyheathまで行けば、アーツ&クラフツで高名なウィリアムス・モリスのデザインした屋敷も拝観可能です。


グリニッジに東郷探しに行くのも、3つの異なる子午線探しに行くのも、旅のテーマとして如何なものでしょうか。…か?!

(平日のグリニッジ・マーケットはがら~んん)


ブリ吉

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