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「紳士服のサイズは9種類」

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みなさんこんにちは、牧歌ブリ吉です。

皆さま、お暑うございます。こんなに暑いのにスーツを着ている皆さん、お疲れ様です。自由人ブリ吉はサラリーマンをだいぶ前に辞めて、スーツを着ることがあんまりないのですが、来たるQBP(Queen`s Birthday Party)には着なければなりません。たぶん、一度着ただけで汗びっしょりになり、翌日華麗(かれい)臭を含んだスーツはクリーニング屋に直行でござんす。

 

(Burton社のスーツは安価。英国で買うと大柄な日本人でもスリムフィットでイけます)

日本人の中でもやや大柄なブリ吉、実は日本で既製服のスーツを買ったことがありません。袖丈と胸厚と腕の太さがまったく合わないので、在日中はデッカイ・ビジョンだか、なんだか言う誂(あつら)え服の専門店でbespoke suitsを購入してきました。しかしながら、ぶら下がり(既製品)よりもちょっと高いんですよね。(悩)

 

 
(これはネクスト社製。42インチ(107cm)は胸囲。Rはレギュラー・サイズの腕丈長です)

ところが、80年代に英国に行って初めに幸せに感じたのは、安価なぶら下がりにぴツたりのサイズがあり、しかも背広とズボンのサイズが別々に選べることでした。

 
(イェーガー社製。ベルトを忘れてます。)

例えば、サイズはL、M、Sの3種類あります。それぞれのサイズがさらに3つに分かれて、long、 medium(regular)、 shortの3つの(袖、ズボン)丈のサイズがあるんです。つまり、LサイズにL,M(R),Sがあるわけで、全部で9種類のサイズになるのですね。

こういうサイズでビジネス展開し始めたお店は70年代のMarks & Spencerから始まり、今やNext, Top Man, Gap, Burtonなどの英国の衣料量販店へと拡大しました。

バーバリー、アクア・スキュータム、イェーガーなどの高級店では、スーツ上下一揃いの料金設定になっていますが、衣料量販店はそこそこのクオリティのスーツを一般のビジネスマンや庶民に提供してきたのです。

 
(1992年頃にM&Sで購入したダブルのスーツ。80年代から90年代中頃に掛けて英国ではダブルが主流でした。20年以上前のスーツですが、いつかファッションのリバイバルが来るかと保管してあります)

実用的なクオリティゆえに、利用者は庶民だけではありません。所有地は相続できなかったけれども、爵位だけを相続した某伯爵と、ロンドンの某ジェントルマンズ・クラブでお目に掛かった際、1993年頃だと思いますが、その時ブリ吉が着ていた↑のと同じM&Sのスーツをお召しになっていたのを見て、微笑ましく思えました。

実は、このところ、しばらくスーツを着ていなかったので、試着がてら妻に撮影してもらい、今回のネタにしてみました。英国での買い物の参考になれば幸いです。

Lady`s Wearのことは、いずれブリ子さんに語って頂きましょう。
英国に行ったら、実用的なお買い物もお楽しみ下さい。
ロンドンの高級店や百貨店もイイですが、量販店は意外に穴場ですよ。
舶来品(死語?)には違いありませんし。

以上、ブリ吉でした。

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