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「プライベート・ユートピア ここだけの場所」展に行ってきました!

おはこんばんは。牧歌ブリ吉です。

2月4日のブリ子さんの記事で、英国の現代アートと英会話イベントが紹介されているのを見て、そう言えば、ブリティッシュ・カウンセルの所長さんが、現代アートの展覧会をやっているよ、と教えて下さったのを思い出して、先日、東京ステーションギャラリーに行って参りました。

(表題の「プライベート・ユートピア ここだけの場所」展は3月9日まで)

ブリ吉の友人でも、パルコ専属のイラストレーターとなったJohn Shellyなる人物が1990年代から活躍しているのですが、東京ステーションギャラリーには、彼だけでなくさらにたくさんのアーティスト作品が紹介されていました。

よく判らないものから、面白いものや、考えさせるものまで、英国のアートは政治や経済に翻弄されつつ、造形美や絵画だけでなく、インスタレーション・アートがほぼ確立しつつあるのではないかな、という気がしています。

今回、ブリ吉が特に気に入ったのは、David Shrigleyという1968年生まれのお兄ちゃんの作品で、なんとなく笑ってしまう。思わず吹き出してしまう。そんな作品群なのです。

David Shrigleyの作品は2年後、ロンドンのトラファルガー・スクウェアの一角に、展示されるそうですが、その作品名がThumb Upだそうです。あるSNSでは、「いいね!」ボタンに使われていたり、ハリー・杉山君が ” Nice one! ” と言いつつ親指を上げるあのポーズの彫刻が建つとのことです。

Thumb Upはこちらから

British Artは、もちろん、David Shrigleyだけの作品で語りきれるものではなく、多くのアーティストが日本のアニメや芸術にも深く関係していて興味深いものです。同展では、その関係を「引用」とか「流用」と説明していましたが、言わば、深遠なる共通項とか、キャラクター同士の衝突とか、パーソナリティの崩壊と表現しているのでしょうね。

東京ステーションギャラリー自体もなかなか素晴らしいところです。
 
古めの建築に興味あるブリ吉としては、このような明治時代の鉄筋や鉄鋼、そして赤レンガに「萌え~!!」なのであります。因みに、画像の黒い部分は煉瓦の表面に漆喰を塗るために使われた木製の梁で、空襲の時に焼けてしまったところだそうです。東京駅の煉瓦のさらに深淵なところにおわす内側の鉄筋コンクリートは、今なお頑強に健在だそうでございます。


今回のBritish Art展にあやかったのでしょうか。ギャラリーショップでは、なぜかロンドン・グッズや英国に関する書籍がディスプレイされていました。(拙著は置かれておりませんでした。涙)


東京駅で英国の買い物が出来るなんて、大発見ですわ~。
 

東京駅に来ると、なにやらLondon Victoria駅が懐かしくなるのは、ブリ吉だけでしょうか。東京駅とは、全然、似ても似つかないんですけどね。


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