皆々様、こにちは。
牧歌ブリ吉でございます。
今年は約10年ぶりに英国でクリスマスを過ごす予定です。年に数回英国に戻るのですが、所用を兼ねているために、優先順位を考慮すると、なかなかクリスマスに戻れないまま年月が過ぎてしまいました。
【ロンドン五輪の直前、街中で表示された面白マップ。あれ?こんなに地下鉄路線って少なかったっけ? でも、よく見ると ↓ 】
【地名がほとんど「創り」モノです。Queens Kate Parkって、世相を表しますね。もちろん、Queenじゃないけど】
【おまけにこんなユニークな発想も。主要空港に繋がるターミナルがガーキンタワーとか。実際にあっても、怖くて乗れませんがな】
仕事で在外生活を余儀なくされている身とは言え、自分の親にはもちろん、義両親に対しては親不孝な気持ちになります。日本の場合でしたら、盆暮れに実家や親元に帰省しない子供たちのようなものでしょうか。まあ、忙しければ仕方ないと思いますけどね。
【華やかな雰囲気を醸し出すグリニッジの見取り図。でも、実際は ↓ の地図のように周囲は貧困でいっぱい】
【Poverty Mapは英国が繁栄したとされるエリザベス一世の統治下でも作成されていました。救民法が発布されたこともあります。地図の用途は経済的な相違や変遷を示すことにも使われます】
で、マタタビ生活が続くわけですが、最近は旅行に必要なアイテムも随分変わって参りました。
かつては、地図やガイドは必携でしたが、このところ、どの国に行ってもスマートフォン一台で何でも済ませてしまいます。
【Old Gate跡のブループラーク脇に設置された地図。City of Londonって意外に小さいですね。もちろん、南岸のSouthwarkにも広がって星形の巨大な砦を築いた時代もあったわけですが、現在もruinが残るのはこの青のライン周辺のみ。お散歩に最適です】
目的地を目指すだけなら、それでも良いでしょうけど、それだけですと、「あれを忘れていた。それに気付かなかった」と、旅行全体が近視眼的な結果に終わってしまうような気がします。
【Daunt Book Shopは地図で有名な本屋。Oxford streetからSelfridgesよりも北側に位置する隠れたお洒落商店街Marylebone High Streetにあります】
やはり、イメージを広げたり、新たな発想を生み出したり、何かしらの関連性を見つけ出したり、全体を俯瞰できるという点でも地図は、目にも優しく、心にも余裕をもたらしてくれる気がします。
世界史の勉強の仕方でも歴史を地理で整理すると、時代時代の各国の勢力範囲や都市の盛衰が判ったり、科学技術の発展によって如何に世界が縮まったかということが学び取れたりします。縦軸に時系列の出来事、横軸に地理の範囲を設けて眺めると、時間だけでなくある空間と然る空間との関連性さえ俯瞰できるような気持ちになります。
学生時代に、少し神様に近づいたような気がする、と言った友人の言葉を思い出します。
さて、地図は旅の友となるばかりではありませんね。いろいろな用途があります。旅行に行かれないけど、地図を見て仮想旅行することも可能です。そこで、今回は大英図書館で行われている世界の地図展をご紹介しましょう。
Maps and 20th century : Drawing the line
世界最初の地図、地下鉄マップなどの目的別地図、スパイ地図、地図とデザイン、軍事情報の地図、20世紀を語る地図という地図の数々。きっとアナタも魅了される筈です。ここでしか観られないものがたくさんあるので、ブリ吉も来月の帰英の際には立ち寄って、またご報告するかも…。
それにしても、British Libraryを何故「大英」と訳すのでしょうね?
以上、ブリ吉でした。
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