最高にくつろげるイギリスのウィンターアトラクションで冬を暖かく過ごしましょう!
体が温まるウイスキーのテイスティング、湯気の立ちこめる温泉、居心地の良いパブで囲む暖炉の火。あなたをポカポカと温めるたくさんのアイデアをご紹介いたします。
温泉
寒さから抜け出し、素敵な温泉で体の芯まで温まりましょう。イギリスの有名な温泉のひとつには、サーメ・バース・スパ(Thermae Bath Spa)が挙げられます。ここはイギリス唯一の天然温泉で、バースの歴史的な建物を眺めながらお湯につかることができます。
また、ハロゲート(Harrogate)のヴィクトリア朝時代の浴場(Victorian Bath House)では、タオルをつかんでサウナに向かう途中で、足元に敷き詰められたトルコ式タイルを鑑賞できます。
サーメ・バース・スパのニューロイヤルバス(New Royal Bath)でリラックス(Thermae Bath Spa, Somerset, England ©VisitBritain / Jon Spaull)
居心地の良いパブ
イギリスの伝統的なパブの暖炉のそばは特等席です。お店の犬や猫に先を越されていなかったら、そこでゆったりくつろぎましょう。
湖水地方(Lake District)のカークスタイル・イン(Kirkstile Inn)は正当派のカントリーパブ。薪をくべた暖炉、古いオークの梁、素晴らしいお料理、美味しいビールが迎えてくれます。ここで週末を過ごしたい方のために、宿泊用の部屋も多数用意されています。
Rye(ライ)にある12世紀創業のマーメイド・イン(Mermaid Inn)は、かつて密輸業者たちのたまり場でした。広々とした2つのラウンジは燃え盛る暖炉の火で暖められ、数世紀の歴史を感じながら美味しいお食事と飲み物を楽しめます。
トロピカルな温室
熱帯植物が育っている所なら、きっとぬくぬくと暖かいはず。コーンウォール(Cornwall)のエデン・プロジェクト(Eden Project)はそんなホットスポットのひとつです。最大規模の熱帯雨林を包み込むこの植物園では、緑のジャングルの迷路、ほとばしる滝、見事な植物が巨大なジオデシックドームの下で息づいています。トロピカルなこの場所は間違いなく暖かく、真冬の行楽にぴったりです。
ロンドンのキューガーデン(Kew Garden)では、蒸し暑いヴィクトリア朝時代のパーム・ハウスでヤシ類に囲まれた空間を楽しんだり、熱帯雨林の植物が茂る一角で時を過ごしたりすることができます。
エデン・プロジェクトのトロピカル・ドームを通して見る眺め(イングランド、コーンウォール)
冬のダンス
ceilidh(ゲール人の伝統的なダンスパーティーで「ケイリー」と発音します)のサウンドや伝統音楽がお好きなら、1月上旬に開催されるグラスゴー(Glasgow)のケルティック・コネクションズ(Celtic Connections)フェスティバルがおすすめです。陽気なダンス、競うようにかき鳴らされるフィドル、力強く打たれるドラムの響きを堪能できます。
また、エディンバラ(Edinburgh)のケイリー・クラブ(Ceilidh Club)では、2つの会場で毎週イベントを開催しています。
フードマーケット
冬のフードマーケットはたいてい屋外で開かれますが、この期間は多くのお店が温かいモルドワインやカントリーサイダー、美味しいホットスナックをたっぷり用意しており、体を温めてくれます。最も有名な市場のひとつはロンドンのバラ・マーケット(Borough Market)です。
また、リーズ(Leeds)のクリストキンドルマークト(Christkindelmarkt) は正真正銘のドイツ風クリスマスマーケットです。ぜひ、ドイツのクリスマス菓子シュトレンを試してみてください。
コヴェント・ガーデンの露店の温かいモルドワイン(Covent Garden, London, England ©VisitBritain / Pawel Libera)
カレーレストラン
「温まりたいから」というのは、カレーが食べたいときの絶好の口実になります。イギリスでは世界でもトップクラスの南アジア料理が食べられます。
ロンドンのブリック・レーン(Brick Lane)やマンチェスター(Manchester)のネオン輝く飲食店街カレー・マイル(Curry Mile)は、イギリス有数のカレーのホットスポット。ぜひ、美味しくスパイシーな味を楽しんでください。
火の祭り
冬のイギリスでは、火を使ったイベントが各地で多数催されます。燃え上がる火に近づき過ぎるのは当然おすすめできませんが、遠くから見物するだけで暖がとれるかもしれません。
シェトランド諸島(Shetland Isles)で1月に開催されるウップ・ヘリー・アー(Up Helly Aa)は、偉大なバイキング時代を記念する祭典で、たいまつの行進がロングシップ(バイキングが使った帆船)の炎上でクライマックスを迎えます。
また、ノーサンバーランド(Northumberland)の新年には、住民が燃えるタール樽を背中にかついで駆け抜けるのを見物できます。
ウップ・ヘリー・アー・フェスティバル(Up Helly Aa festival, Lerwick, Shetland islands, Scotland ©VisitBritain / John Coutts)
クッキングコース
この冬はキッチンにこもって、上級者向けの完璧なクリスマスディナーからハンドメイドチョコレートまでの季節料理の習得に没頭してみませんか。
デボン(Devon)のアシュバートン・クックリー・スクール(Ashburton Cookery school)は有名な料理学校のひとつです。
また、名前からして美味しそうなバンベリー(Banbury)のプディング・パイ(Pudding Pie)でも、台所の知恵を学べます。
ウイスキーのテイスティング
ウイスキーをちょっと飲めば、寒い晩でも体がポカポカしてきます。どれが一番温まるかを調べる名目で様々なウイスキーのタイプをチェックされたければ、スコットランドには蒸留所がたくさんあります。
エディンバラ(Edinburgh)のスコッチ・ウイスキー・エクスペリエンス(Scotch Whisky Experience)では、色々な味を試飲できます。または、お好みのシングルモルトの本拠地を訪ねてみましょう。
グレン・マレイ(Glen Moray)とGlen Morangie(グレン・モーレンジィ)はおすすめです。
スコッチモルトウイスキー・ソサエティーによるウイスキーテイスティング(The Scotch Malt Whisky Society, Leith, Edinburgh, Scotland ©VisitBritain / Britain on View)
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