こんにちは、ブリグリンです。
ここ数年、イングランドのスパークリングワインが大きな話題になっているのをご存知でしょうか。
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英国内で過去5年間、ほぼ200のブドウ園が新しく作られ、2014年にはブドウの収穫率が過去最高を記録しました。
イングランドのワイン市場は今や世界規模で認識され、2015年には名門『インターナショナル・ワイン・チャレンジ』賞において、14種の英国産スパークリングワインが金メダルを獲得しました。
ケント州テンターデンにあるチャペル・ダウン・ワイナリーで作られる『ローズ・ブリュット』は、2011年ウィリアム王子とキャサリン妃(現ケンブリッジ公爵夫妻)の結婚式でゲストにもてなされました。
首相や大臣の官邸が集まるダウニング街は、サセックス州リッジヴュー・ワイナリーと前述のチャペル・ダウン・ワイナリーで製造されたスパークリングワインを公式行事の際に提供する旨を決定しました。
イングランドのスパークリングワインは、一流シャンパンにさえ引けを取らない美味しさです。パリで最近行われたブラインド・テイスティング(商品名などを隠した状態でするテイスティング)においてフランスワインの専門家たちは、フランス・シャンパーニュ地方で生産されたビルカール・サルモン・グラン・クリュよりも、イングランド・ウエスト・サセックス州ナイティンバーで生産されたワインを好みました。
今日は最高のイングリッシュ・スパークリングワインと出会えるおすすめのワイナリー5選をご紹介します!
1 キャメル・ヴァリー、コーンウォール州
ボドミンとパドストウの間に位置するこの家族経営のブドウ園は、1989年オープン以来コーンウォールでもっとも大規模で有名なワイナリーです。彼らのワインは国際的な賞を多数受賞し、英国セレブシェフ、リック・スタインのコーンウォールのレストランや高級スーパー、ウェイトローズ、そしてかのフォートナム・メイソンに卸されています。
おすすめのワイン:キャメル・ヴァリー『コーンウォール』(2013年『ザ・ソムリエ・ワイン・アワード』金賞受賞)
開園時間: 午前10時〜午後5時見学ツアー:2種類あります。『グランドツアー & テイスティング』は毎週水曜午後5時より(4月1日〜10月28日)。8月中は追加で毎週木曜日午後5時もあり。『ガイドツアー』は月〜金午後2時半より(4月1日〜9月30日)。
行き方:キャメル・ヴァリーはロンドンから車で4時間半。またはニューキー空港から車で30分。
2. チャペル・ダウン、ケント州
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ケントの美しい村テンターデンから近いチャペル・ダウンはイングランド最大のワイン生産地のひとつです。特にスパークリングワインは昔ながらの伝統的な手法(シャンパーニュ地方と同じ製法)で作られていて、数々の賞を受賞しています。22エーカーの土地で育つこのスパークリングワイン、英国の有名シェフ、ゴードン・ラムジーやジェイミー・オリバーの経営するレストランに置かれています。
開園時間:年間を通じて10時から5時まで開園しています。
見学ツアー:4月から11月まで毎日行われています。
行き方:チャペル・ダウンはロンドンから車で1時間半です。ロンドン・セント・パンクラス駅から電車で約1時間、最寄り駅アップルドアからおよそ6マイル(10キロ)です。
3. ナイティンバー、ウエスト・サセックス州
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438エーカーの広大な土地に落ち着くナイティンバーのブドウ園は英国最大です。ブドウ栽培に最適な地質である緑砂と白亜質土壌で、沿岸の風から保護される地形は、ブドウをゆっくり熟成させることを可能にする気候条件を備えています。ここはシャンパーニュ地方で育まれる有名な3品種のブドウ——ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネ——を使ってイングリッシュ・スパークリングワインを製造した最初のブドウ園です。
おすすめのワイン:『ザ・クラシック・キュベ』(2015年『シャンパンおよびスパークリングワイン世界大会』)金賞受賞
開園時間・見学ツアー:ブドウ園見学ツアーやテイスティングなどが特定日に開催。今年は6月4、5と9月17、18。
行き方:ナイティンバーはロンドンから車で1時間半です。ロンドン・ヴィクトリア駅から電車で約1時間 、最寄り駅プルバラからおよそ3マイル(5キロ)です。
4. スリー・クワイヤーズ、グロスタシャー州
北グロスタシャー州はフォレスト・オブ・ディーンのふもとにあるスリー・クワイヤーズはイングランド最古のブドウ園のひとつと言われています。国内でもっとも革新的な園のひとつでもあり、広大な土地の一部を特別に区分けし、実験的なワイン作成を試みています。この地域は丘陵や谷に囲まれているため、近隣のマルバーン丘陵やブレコン・ビーコンズ丘陵地帯の涼しい気温から守られていて、独特な微気候のなかでワインが生産されています。
おすすめのワイン:『ザ・クラシック・キュベ』(2015年『イングランドおよびウェールズ年間ワイン大会』銀賞受賞)
開園時間:年間を通して午前9 時から午後5時まで開園しています。
見学ツアー:毎日午前11時より(夏季は午後2時半からもあり)。
行き方:スリー・クワイヤーズは車でグロスター市内から20分、バーミンガムから1時間、ロンドンからは2時間半です。
5. レヴェンソープ・ワイナリー、ヨークシャー州
ヨークシャー州はワインの製造技術と古くからつながりがあります。16世紀以来、カークストール修道院のシトー会修道士や、聖マリア修道院のベネディクト会修道士は、ワインの醸造や普及に貢献してきました。リーズの郊外に5エーカーにわたり広がるレヴェンソープ・ワイナリーは、商業ワイン製造を専門にしており、1985年の開園以来、数々のメダルや賞やトロフィーを獲得しています。
おすすめのワイン:『レヴェンソープ・スパークリング・ロゼ』。2012年ヨークシャー州で初めて作られて以来、数々の賞賛を受けています。
開園時間:通常11時から4時(月〜土)、12時から4時(日)です。
見学ツアー:随時。無料ですがオーナーに直接事前予約が必要です。
行き方:リーズ市内から車で20分。
以上、お勧めのワイナリー5選でした!数々の賞を受賞している注目度の高い英国産スパークリングワイン、ぜひご自分の舌でお確かめください♪
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