こんにちは、ブリグリンです。
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今年は『ピーターラビット』の生みの親としても有名な、ビアトリクス・ポターの生誕150周年にあたります。彼女の作品は世界中から支持されていますが、その中でも特に日本人による人気は根強く、毎年数多くの日本人観光客がビアトリクス・ポター縁の地、湖水地方を訪問しています。
東京でも本日より『ピーターラビット展』が開幕しましたね。日本初公開の作品も多いそうで、開催期間も10月11日までと長いので、ぜひ足を運びたいところですね。
さて、本国英国でも、生誕150周年を記念した展示会やイベントが盛り沢山。先月7月28日はビアトリクス・ポターのお誕生日でしたが、それに合わせて湖水地方のビジネス協会が、ビアトリクス・ポターにオマージュを捧げるショートフィルムを作成・公開しました。
このショートフィルムを考案したのは、ビアトリクス・ポターの旧宅の一つリンデス・ハウ・カントリー・ハウス・ホテルの総支配人、アリソン・マッギー・バーカー氏。
ビアトリクス・ポターの家庭教師であったアニー・カーターの曾孫を含めるお客さんの提案から発想を得ました。
今年より新たに組まれた湖水地方とのビアトリクス・ポターパートナーシップのため、アリソンはウィンダミア・レイク・クルーズ、レイクランド・モーター・ミュージアム、そしてナショナルトラストと協力して、ビアトリクス・ポターが当時、湖水地方で自分の誕生日を祝う様子が垣間見える、6分間のショートフィルムが作られました。
ビアトリクス・ポター役には、ビアトリクス・ポターの世界に併設されている劇場にてビアトリクス・ポターを演じた経験のある、ジュディス・ノトッリーが抜擢されました。
映画では、ビアトリクスが自分の湖水地方に位置する家、ナショナルトラストのヒル・トップから旅し、伝統的なレイクランドの遊覧船に乗って静かなウィンダミア湖を渡り、レイクランド・モーター・ミュージアムから借りた1925年のハンバー自動車でリンデス・ハウに行きます。
ビアトリクス・ポターが好きなスケッチとガーデニングも映し出され、その素晴らしい航空映像は「Skylark Aerial Photography」と「Naik Media」の協力のもと撮影されました。
撮影は3日間に渡って行われ、撮影開始時間は朝の5時だったそう。またできる限り本物に近づけるため、ウィンダミア・レイク・クルーズの船長や操作員から庭師まで、さらに最高のアフタヌーンティーを提供する、レイクランド・アフタヌーンティーと作るシェフなど30名を集めての撮影となりました。
リンデス・ハウ・ホテルの総支配人であり、本作品の演出家でもあるアリソン・マッギー・バーカー氏は「2011年に、お客さんがビアトリクス・ポターが母親を訪ねるために、よく船でウィンダミア湖を渡っていたことを教えてくれ、それが映画のアイディアとなりました。誕生周年記念でそのアイデアが現実になったことは私にとってうれしいことです。ショートフィルムは英国で最も有名な作家の一人にオマージュを捧げていて、同時に美しい湖水地方の魅力も伝えたいです。」と述べました。
また本映画製作の一人、ウィンダミア・レイク・クルーズのセールス・マーケティングマネジャーのジェニファー・コーマックは「ビアトリクス・ポターの名前は世界的に知られています。このショートフィルムは日本人の観光客にアピールすることを希望します。イベントや観光展示会で映画を上映する上、フィルムの見出しを日本語に翻訳しています。」と述べています。
最後にビアトリクスの運転手役としても出演した、レイクランド・モーター・ミュージアムの館長であり、ウィナンダー・レジャーの取締役会長であるビル・ビューリー氏は、「弊社のヴィンテージの自動車を使うプロジェクトにあまり参加しませんが、このフィルムはビアトリクス・ポターの湖水地方を優しく正確に実現して、特別だと思います。素晴らしい1925年のハンバーオープンカーが出演したことも嬉しいです。」と述べました。
優しい音楽を背景に映し出される湖水地方の景色には思わずうっとり。
作品自体6分と短いですし、思わず何回も再生してしまいますよ！
私自身、既に5回くらい一人で再生してしまい、感動の再会！のようなシーンがあるわけではないのですが、心地よい音楽と映像美に気がつけばうっすらと泣いてしまいました･･･笑
皆様もぜひご覧になってみてください♪
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