前回のカレッジ編に引き続き今回は、ケンブリッジ名物のパンティングを紹介します。
パンティング
ケンブリッジは元々、ケム川(River Cam)に架かる橋(Bridge)なのでCam+Bridge=Cambridgeであるといわれています。(こちらも諸説あります。)パンティングはそのRiver Camをパントという棒で川底を押して進む形式のボートでの川くだりです。
乗り場
乗り場は大きく分けて3箇所あります。キングスカレッジのバックヤードあたりとクイーンズカレッジの数学の橋の南側、そしてモードリンカレッジの向かい側、セントジョンズカレッジよりも北側のです。こちらは少しはなれています。それぞれの位置は前回のカレッジ編を参照ください。
乗り方
さて、このボート、乗り場がありますが、特にモードリンカレッジ側は観光地から離れているので見つけるのは比較的難しいかと思います。
クイーンズカレッジ側は比較的見つけやすいですが、それでも町の観光の中心地から見ると少し離れていますね。
おそらく一番簡単なのは、パンティングの客引きを行っている方に引っかかって、あとはあれよあれよという間に乗るのが良さそうです。
私の知る限りでは客引きを見かけなかった日はないので、おそらく毎日やっています。多少小雨でも客引きはいます。なんと雪の日でも見かけたことがあります。
客引きにも何グループかあるようで服装が違っています。知る限りでは大差はありません。
航路
さて、今回はそのおすすめの客引きに引っかかった場合の、キングスカレッジの裏あたりから乗った場合の航路を紹介します。
まずクイーンズカレッジの数学の橋のところまで行き、その後セントジョンズカレッジのため息の橋付近まで行って戻ってくる約30分のコースです。
尚マップ、ペイントに手書きで線を引いたせいで途中地上に乗り上げていますが、残念ながら地上に乗り上げるサービスとかは無いです。そもそも、パントはボートを長い棒で水底を押して進んでいるくらいのローテクな乗り物なので、水陸両用のハイテクな感じは全く無いですね。
(google map)
乗り場
乗り場にある橋からの景色はこんな感じです。結構綺麗。
10月の紅葉の時期ですとこんな感じです。色鮮やかです。
まずキングスカレッジのバックヤード側のパンティング内から見たキングスカレッジ。
パンティング乗船中は、客引きの人が直接の場合もあれば同じチームの仲間の人がこぎながら、景色の解説をしてくれます。
比較の為に前回の画像を載せておきます。ほぼ同じ位置です。
数学の橋の底側が見られます。
トリニティカレッジに常駐するカモ。パントにもよってくることがあります。
夕焼けの時間帯だと、日が沈むのも見ることが出来ます。木や芝生と上手く重なり、幻想的な景色が見られます。
費用
費用は知る限りでは一人当たり、10ポンドから15ポンドでした。ヴェネツィアのゴンドラと比較すると相当格安です。
時期
パンティング自体は一年中出来ます。パンティングは見ての通り水辺を這うように進むので、もし冬ですと、イギリスの日照時間が短く寒い中を分厚いコートを着て半ば凍えながら乗ることになります。雨が降っても同様ですね。よって夏の6-7月がおすすめです。ただし、夏場はパンティング乗船者数が非常に多く、ケム川上でパントの渋滞が起こることもしばしば。
終わりに
さてこんなケンブリッジ名物パンティング。是非トライしてみてくださいね!
はじめ
筆者紹介
篠原肇(しのはらはじめ)。ケンブリッジ大学で物理学専攻の博士課程に在籍しています。ケンブリッジの観光地のほか、にさらに興味がある方は、こちらのブログを参照いただければ幸いです。
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