クイーン・エリザベスII から受け継いだエリザベス女王の金の胸像
みなさん3連休、いかがお過ごしになりましたか~?
普段、あまりイベントごともなく、穏やか~な海のように静かな休日を過ごすブリ子ですが(つまりボケ~っとしているだけ)、この週末は異なりました。

クイーン・エリザベス 総トン数:90,900トン、全幅32.25m、全高64.6m、乗客定員:2,801名
幸運なことに昨日の朝に横浜に寄港した、豪華客船クイーン・エリザベスの内部見学という、一大イベント!に参加してまいりました。
海上に浮かぶ豪華マンション。クイーン・エリザベスの大きさは、クルーズ船の中ではこれでも中くらいの規模らしい。確かに以前見学したイタリア系のクルーズ船は恐ろしく巨大だったな。
横浜に早朝集合というお知らせを数日前に受け取り青ざめた、朝が苦手なブリ子。前夜は寝坊するのではと緊張するあまり眠れず、結局徹夜で向かうことになりました。そして、何を間違えたのか集合時間の1時間も前に到着してしまいました。(徹夜だったので、ユンケル飲んで参加したよ!)
昨日のブログを読んでいない方は、こちらから
世界で一番有名な豪華客船『クイーン・エリザベス』横浜に今朝寄港!
今日は昨日に引き続き、豪華客船クイーン・エリザベスの内部、気になるお部屋のレポートをいたしますわよ!
デッキ1 グランド・ロビー
中央に見える初代クイーン・エリザベスを題材にした寄木細工は、エリザベス女王の甥で世界的な寄木細工の彫刻家であるリンリー子爵の作品で、天然無着色の材木が使用されています。
祖母から小学生の時に箱根土産に寄木細工のボックスをもらったことを思い出しました。当時は「なんだか、渋い土産だな」と思った寄木細工でしたが、長~い年月を経て、この素晴らしさがわかる大人になりました。モダンにアレンジされた船内のアールデコデザインは、船にゴージャスさと、品を与えています。
デッキ1、2 ロイヤル・コートシアター
姉妹船のクイーン・ヴィクトリアで大好評のボックス席を取り入れた3層吹き抜けの劇場には、16のプライベートボックス席があり、プロダクションショーでは、予約制、有料となります。(船内で受付、シャンパンとチョコレート付き。55ドル/カップル)
現存する客船の中で劇場内にボックス席があるのは、クイーン・エリザベスとクイーン・ヴィクトリアのみ。
命名式時には、女王陛下が15番のボックス席にご着席されたそうです。
その他は、先着順で自由席のみ。
デッキ1、2 クイーンズ・ルーム
2層吹き抜けの天井から豪華なシャンデリアが輝く、キュナードならではの広いボールルームは、3船(クイーン・エリザベス、ヴィクトリア、メリー)に共通するキュナードの客船を代表する施設で、生演奏で毎夜テーマに沿った社交ダンスなどを楽しむことができるのは、世界的に見ても3船をおいて他にはほとんどないということです。
日中は、優雅にアフタヌーンティー、夜は社交ダンスの会場になるほか、ダンス・レッスンなどが行なわれることもあります。
デッキ2、3 ライブラリー
天井にステンドグラス、中央に美しい螺旋階段のある2階建ての図書館には、6000冊もの蔵書があり、日本語の本も数十冊あります。
カードゲームの専用ルームもありました。サンドイッチ公爵のお国だけありますね。
デッキ3 ロイヤル・アーケード
高級店が入る、ショッピングアーケード
デッキ2 ゴールデン・ライオン・パブ
パブでは、昼間はフィッシュ&チップスや、シェファード・パイなどの伝統的なパブランチを提供し、10種類にも及ぶ英国ビールも楽しめます。
夜は、ここでピアノやジャズの演奏を楽しみながら、パブの雰囲気を堪能していただけます。英国人の乗客にとっては、一番寛げる空間かもしれませんね。笑
ゴールデン・ライオン前の螺旋階段。丁度電球のチェックをしている場面に遭遇しました。
この螺旋階段に設けられた時計は、ビック・ベンと同様にDENTO社による特注で、クィーン・ヴィクトリアにもあり鐘が鳴ります。
ユーロスターが発着する、ロンドンのセント・パンクラス駅のも確か同じDENTO社の大時計がありますね。
デッキ3 にあるカフェ・カリンシアの手前には、バッキンガム宮殿で写生された、エリザベス女王の肖像画が展示されています。
デッキ3 キュナード・プレース
歴代のキュナード線船の記念品や超名人の写真が展示されています。
これまで、チャーチルや、エリザベス・テイラー、高松宮殿下夫妻など多数のセレブが乗船しました。
今は亡き、ダイアナ元皇太子妃の写真も飾られていました。
デッキ9 ロイヤル・スパ&フィットネス・センター
1970年代よりスパ・サービスに力を入れてきたというキュナードが提案する最新の美容法をとり入れたスパと設備が整ったジムが完備。残念ながら時間が足りず、エステのお部屋や、インドアプールは見れませんでした。次回はお客さんとして、覗いてみたいものです。
デッキ9 リド・レストラン
深夜まで対応のレストランでは、豊富な食材を利用した幅広いお料理が楽しめます。
広~い!!カジュアルなスタイルまレストランです。
夜はバーサービスもおこなっていて、気軽に食事とワインやビールを楽しめます。コーヒーや紅茶、ソフトドリンクは24時間ディスペンサーから利用可能。使用している紅茶のブランドは、王室御用達ブランド、トワイニングでした。
デッキ9 ガーデンラウンジ
あれ?このパゴダは見覚えのある、、、と思って近づいたら、やはりロンドンのキューガーデンのパゴダでした。
デンのパゴダでした。初代クイーン・エリザベスからその名を受け継いだラウンジです。キューガーデンのクラブ・ハウスをイメージしてデザインされた、アーチ型のガラス天井のもとに、椰子の木が置かれた明るく、広々とした空間。
昼間は、光で溢れるサンルームになります。正面にドラムなども用意されているので、夜は月の光の下で音楽演奏なんかも楽しめるのでしょうね。
デッキ9 パビリオン・プール
2つの屋外プールも完備!利用する人がいない時でも、清潔なバスタオルがデッキチェアに用意されていました。
デッキ10 コモドアー・クラブ
デッキ最前方にある眺めの良いラウンジ/ バー。ここではピアノの生演奏を楽しみながら、寛ぐことができます。
モデルシップなどが置かれ、海洋をテーマにしたインテリアが施されています。
メニューには、歴代のキャプテンにちなんだカクテルメニューも。
キャプテンのインタビューは、このコモドアー・クラブで行なわれました。「昨年横浜に寄港した際には、夜中にも関わらず2000人近い人が青いライトをふりかざして歓迎してくれた。これは私にとって、忘れがたい想い出となりました」とキャプテン。昨日も書きましたが、キャプテンの一番好きな港は、サウサンプトンだそうです。(模範解答?)
デッキ11 クイーンズ・グリル
全12デッキの中でもデッキ11は、特別な階。デッキ10にのデッキ11に繋がる階段の前にある案内には「この先はクイーンズ&プリンセスグリルの利用者の専用エリアです」と書かれていてました。ルームカテゴリー毎に、異なるメイン・ダイニングルームを用意しているのが、175年以上続くキュナードの伝統であり、大きな特徴のひとつです。
「クイーンズ・グリル」と、それに続く「プリンセス・グリル」は、キュナードの最上級の客室カテゴリーにあたり、併せて「グリル・クラス」と呼ばれています。ます。
上流階級の社交場、ロイヤル・アスコット会場にも同じようなものがありました。グランドフロアより上の階は、緑色のバッジをつけた(貴族)のみが利用できます。ご存知のように、英国には階級社会が現在でも根強く残っています。英国を訪れた際に、日本には存在しない階級社会というものを垣間見るのは、社会勉強としておすすめします。
外には、グリル・クラス専用の「ザ・グリルズ・テラス」が見えます。
クイーン・エリザベス グリルとその客室設備
クイーン・エリザベスのルームクラスを2つに大別すると、グリル・クラス(クイーンズ・グリル、プリンセス・グリル)と スタンダード・クラス(ブリタニア・クラブ、ブリタニア・レストラン)に分かれます。見学会では、このグリルクラスのお部屋を見学させていただきました。
クイーンズ・グリルは、最大200平米越えるゆとりある客室に、全室リビングスペース付きのスイートタイプ。特別なサービスとしては、船内のスパ、サブレストラン、寄港地での過ごし方の相談や、下船後のホテル予約などもコンシェルジェにお願いできます。 更にクイーンズ・グリルの客室にはバトラー(執事)も付き、乗船時には、ウェルカム・シャンパン・ボトルのサービスも!
船の中とは思えない、広々として快適なルームを見ながら「泊まってみたい~」と心の中で叫んでみました。
バスルームにバスタブが付くのも嬉しいところですね。シャワールームも別についてます。
フォーマルな服も入れておけるワードロープスペースもたっぷり。
もちろんバルコニー付き!
ほかクイーン・エリザベスの施設、ルームは、以下ウェブサイトでご覧ください。
ルームクラスの詳細ははこちらから
ダイニングクラスの詳細はこちらから
キュナードのクイーン・エリザベスにより史上初の神戸発着のクルーズ販売が、昨年の11月5日に旅行会社数社を通して販売開始され、わずか半日で完売したそうです。海の上の女王、やはり人気あるんですね~。
豪華客船クイーン・エリザベス、いつか乗船してみたい!と思ったブリ子でした。
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