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Channel: Britain Park  - 英国政府観光庁 -
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世界遺産を誇るリヴァプールの新たな魅力

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今回は、ジャーナリストの長谷川喜美さんが知られざるリヴァプールの魅力についてご紹介します。

長谷川さんは、

英国王室御用達-知られざるロイヤルワラントの世界 」
チャーチル150の言葉」
「ハリスツイードとアランセーター ものづくりの伝説が生きる島」
「Savile Row(サヴィル・ロウ)」大型本

などの著者でもあります。 長谷川喜美さんの書籍はこちらから

リヴァプールといえばザ・ビートルズが誕生した街として思い出される方が多いでしょう。しかし、リヴァプールの見所はそれだけではありません。

2004年、ユネスコによって世界遺産に登録されているリヴァプールの魅力は、18世紀から19世紀にかけて大英帝国を支えた海運都市リヴァプールの面影を残す美しい景観にあります。

世界的に権威ある旅行誌『コンデ・ナスト・トラヴェラー』にもベストシティーに選ばれた美しい街並は、再開発されたアルバートドッグからピア・ヘッド、スタンレードックに至るウォーターフロントまで、往時の栄光を物語る歴史的建造物と見事な景観が保存されています。

アルバートドッグを中心としたマージーサイドと呼ばれるウォーターフロント

アルバートドッグ


18世紀には北米、西アフリカとの三角貿易の拠点としてイングランド北西部の商業都市として繁栄します。綿織物工業が盛んだったマンチェスターとの間に1830年に鉄道が開通すると、ここから綿織物が世界に輸出され、北米との貿易と客船事業で黄金時代を迎えました。こうして19世紀の産業革命の時代にはロンドンに次ぐ第二の都市、イギリス最大の貿易港となったのです。アルバートドッグにあるマージーサイド・マリタイム・ミュージアムではこうした貴重な過去のアーカイブが多数展示されています。

海商都市リヴァプールの守り神、三美神と呼ばれている「ロイヤル・リバー・ビルディング」「キュナール・ビルティング」「ポート・オブ・リバプール・ビルディング」

海商都市リヴァプールの守り神


また文化都市リヴァプールを語る上で忘れてならないのが、ロンドンに次いでイギリスで最大の規模を誇る近代・現代美術のミュージアム、テート・リヴァプールです。


このテート・リヴァプールに加え、テート・ブリテン、テート・モダン、テート・セントアイヴスと四つのミュージアムからなる外郭公共団体テートは、創始者ヘンリー・テートがリヴァプールで創業した精糖業の成功によって始まりました。1897年のわずか65枚のコレクションから、現在は所蔵作品70,000点以上を誇っています。

テート・リヴァプールは1988年にオープンし、ジェームズ・スターリング設計の煉瓦作りの建築はアルバートドッグの象徴的存在ともなっています。

いずれのミュージアムも入場料は無料なので、気軽にカルチャートリップを楽しんでいただけます。



リヴァプールへの交通手段は、ヴァージン・トレインなどの鉄道を利用してロンドンのユーストン駅からリヴァプールの主要駅リヴァプール・ライム・ストリートまで約2時間、主要な高速道路M6を使い、車での移動なら約4時間です。

大英帝国の優雅な時代を象徴する世界遺産と、イギリスを代表する現代アートの殿堂、多彩な魅力のあるリヴァプールで新たなイギリスの魅力を発見してはいかがでしょうか。



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