スコットランド政府フィオナ・ヒスロップ大臣 プロゴルファー池田勇太を「スコットランド親善大使」に

先月6月29日から4日間の日程で、英国・スコットランド政府よりフィオナ・ヒスロップ（Fiona Hyslop）文化・欧州・対外関係大臣が来日しました。

昨今、スコットランドの文化や歴史・飲食をテーマにした雑誌特集や旅番組などが数多く企画され、NHK連続ドラマ「マッサン」ではウイスキーも話題となりました。

スコットランド観光局は2015年を 「Year of Food and Drink」とし、スコットランド産の食品・飲料のキャンぺーンを積極的に行っております。またスポーツにおいても今年の全英オープンの開催地が「ゴルフの聖地セントアンドリュース」で開催されるなど、話題が尽きない一年となっています。

日本でのスコットランド文化の盛り上がりを受け来日したヒスロップ文化大臣は、今年4大メジャーの１つ「全英オープン」が2週間後の7月16日から「ゴルフの聖地セントアンドリュース」で行われること、そして多くの日本選手が出場することから、スコットランドと日本のゴルフにおける更なる文化交流を期待し、6月29日（月）、駐日英国大使館大使公邸にてプロゴルファー池田勇太を「スコットランド親善大使」に任命するイベントを開催しました。

任命式では、大臣から任命状が手渡された他、スコットランドならではのタータン柄の生地で仕立てたジャケットが池田勇太プロにプレゼントされました。このタータンは、スコットランドタータンメーカーの老舗「ロキャロン」より生地の提供を受け、池田勇太プロの為に仕立てたものです。タータン柄には、家族、地域、記念など一柄づつ名前と意味を持っており、今回、スコットランドと日本の架け橋を担う池田勇太親善大使にあわせて「SCOTLAND FOREVER －スコットランド永遠に－ 」という名前がつけられた生地を選びました。

これを受けて、スコットランド親善大使の任命を受けた池田勇太プロは次のようにコメントしました。

「この度は、ゴルフ発祥の地でもあるスコットランドの親善大使に任命していただき、大変光栄に感じております。スコットランドと言えば、スコッチウィスキーが話題になっていますが、遺跡やお城など由緒ある建造物、豊かな自然も魅力です。

そんなスコットランドを象徴するかのようなセントアンドリュースオールドコースで、2015全英オープンが開催されるわけですが、2010年に出場した際は、巨大グリーン、ポットバンカーに驚かされ、うねるフェアウェイ、厄介なラフ、強風、突然の雨に泣かされ、とにかく難題の多いコースでした。今回は、ゴルフの聖地でスコットランド親善大使として、又、日本選手として全英オープンを盛り上げら れるよう、頑張りたいと思います。」