ブリテンパーク様、おじゃまいたします。
川合亮平です!
大好評(と自分で勝手に思ってる)だった前回の投稿の後編です!
シェイクスピアの妻、アン・ハサウェイの実家へ行ってみましょう。
18歳の若きシェイクスピアが、8歳年上のアンに会うため、彼女の実家に
1マイルの道を足繁く通っていたという逸話が残っています。
そのアンの実家。
彼が18歳の11月に結婚、翌年の5月に長女が誕生しているので、
結婚の理由は、”そういうこと”(笑)です。
春から夏にかけては、英国でも有数の美しいお庭が名物だそうです!!
アンの実家も相当裕福な家庭だったようで、
当時の富の象徴である、ベッドがありました
面白トリビアとしては、16世紀の当時の英国では、
人々は、完全に横になって寝ることはなく、斜めに座ったような状態で寝たそうです。
なーぜだ??
正解は、自分で調べてねーー!
じゃなくて、
正解:「完全に横になると、悪魔が死体と勘違いして魂を持って行ってしますから!」
というような迷信を人々が信じていたからなんですね~。
へ~!!!
ぼくがとっても面白いな~、と思ったのは、
こちらの前に訪れた、シェイクスピアの生家とこのアンハサウェイの実家、
雰囲気が全然違うんですよ。
家そのものや、家具など、両方ともすべて当時のもので、
そういう意味では、同じなんですけど、
雰囲気が違う!
人によって感じ方はそれぞれだと思いますが、
一言で書くと、シェイクスピアの家はなんとなく庶民的な雰囲気
(それでも、彼の実家も相当裕福なんですけどね)、
そして、アンハサウェイの方は、すごくポッシュ!!
現在、働いているスタッフの方々の雰囲気もそれが反映されていてすごく面白い。
もしかすると、16世紀、実際のウィリアムとアンの性格も
こんな感じだったのかな~、と、想像したりしてます。
以下のインタビュー、ガイドの女性にお話を聞いているのですが、
彼女も超ポッシュですね(笑)
(すご~く良い方なんですけどね)
ウィリアムとアン、彼が18歳で結婚をして、それから3人の子どもを授かるも、
3年後にはウィリアムは、家族の元を離れて、ロンドンに旅立ってしまうのです。
晩年は故郷のストラットフォード・アポン・エイボン、妻の元に戻るわけですが、
そんな事から、夫婦の仲についてあれやこれや推測がされているわけですね~(笑)
こちらのベンチ!↑
「若き日のウィリアムとアンが腰掛けて愛を語らい合った」、
という”フィクション”の話を作って、
一番最初にこの家を観光地として管理していた管理人の人が、
「お土産にほしい」と言った観光客に対して、
その場で、ベンチの木片をナイフで少し切り取り、販売していた、
という、ベンチです。
その手があったか!(って、なんの話や(笑))
商売の知恵を1つ仕入れたところで、
シェイクピアが眠る、
ホーリー・トリニティー・チャーチに行きましょう!
シティセンターから徒歩10分ほど
ストラットフォード・アポン・エイボンの街はとにかく奇麗で、
絵になるので、歩くだけでも楽しいのです。
まっすぐ奥まで歩くと、
そこにシェイクスピアが眠る場所がありました。
こちらの教会、とても静かで優しい雰囲気でした。
この書面は、いわゆる、出生・死亡証明書。
当時のものが残っていて、シェイクスピアの名前を確認することができます。
生家、そして、埋葬されている教会を訪れた事で、
シェイクスピアという1人の人が、ぼくの中でグッと現実味を帯びました。
これから彼の作品を読む・観る時は、なんとなく、
知り合いの作品を観るような(笑)、
そんな親近感を持って、楽しめると思います。
さて、
ストラットフォード・アポン・エイボンの街をそんな感じで、
散策してますが、小腹がへってきましたので、
アフタヌーンティータイムにしたいと思います。
ホーリー・トリニティー・チャーチから徒歩5分、
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの真向かいにあるホテル、
こちらでフル・アフタヌーンティー・ターイム!
ご覧ください、この溢れるアットホーム感!
(裕福な友達の家に招かれたような感じ(笑))
写真は2人分です。
お値段も比較的リーズナブルで、超おすすめの場所!
ストラットフォード・アポン・エイボン、
ロンドンからも近くて、お気に入りの場所になりました~。
川合亮平でした!
p.s. AllAboutのイギリスガイドしてます~。
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