皆さま、こにちは。牧歌ブリ吉でございます。
去る3月19日、ハンター(HunterJapan)社様の設立記念イベントに参加して参りました。
【最近、トートバッグが増えつつあるブリ吉宅。お土産に頂いた折り畳み傘も絶品でございます】
Hunter社様と言えば、ウェリントン・ブーツの老舗でございます。
しかし、老舗と言ってもイノベーションの時代にあっては、アウターグッズへの広がりと、新しい分野と、そして新しいビジネススタイルを展開しつつあります。
ウェリントン・ブーツは、機能的には第一次と第二次の世界大戦で兵士の脚を保護するために飛躍的に発達した防護用品です。そして、ウェリントンブーツにファッション性を加えて、身に付けた者の見栄えを良くした人物が、現代の男性ファッションの始祖と言われる洒落者ボー・ブラメル様なのですね。
【よく見ると、ブラメル様も確かにウェリーを履いておじゃります】
ブラメル様のお蔭で、街行く紳士は相当カッコつけることになって、現代ではこんな具合になっています。
【長靴をはいた猫以上に珍しい長靴を履いたモデルさんたち】
【モデルさんたちは皆ウェリントン・ブーツを履いていると思いきや。右の女性の足は・・・なんだか沈んでいませんか?】
【それもその筈。彼女の履くゴム製のパンプスは完全防水なのです。というデモでした。それだけ、水はけの良い素晴らしい靴なのです。そいや、ウェリントン・ブーツの別称にガン・ブーツ(Gumboots)という言葉もあります。まさにゴム靴なのであります】
と、ここまでは「長靴で闊歩する話」ですが、次に「ぬちょぬちょ歩く話」です。
英国で普通に生活するに当たって、ウェリントン・ブーツは今でも必需品です。なにしろ、英国はぬかるんでおります。ロンドンからちょっとでも離れると、舗装していないところを歩くと、粘土質だったり、石灰質だったり、英国人の性格のような泥んこがまつわりつくので、足を取られ、くるぶしより低い靴は土中に吸い込まれてしまうのです。
とは、もちろん言い過ぎなのですが、ぬかるみを歩くには、トレッキングシューズ、半長靴、そしてウェリントン・ブーツが最適なのであります。
中でもウェリントン・ブーツを使う理由があります。それは、洗えるからです。けっこうフィットしていて細長いので、着脱は大変だし、中は保温効果が低いし、長時間歩くのには向いていないのですが、それでもウェリントン・ブーツはぬかるみをぬっちょぬっちょと音を立てながら、足を取られても決して膝まで汚れることもない優れものなので、ハイキング、農作業、庭仕事、犬の散歩、子どもたちのフットボールやラグビー観戦などには絶好のアイテムなのです。
【英国をこよなく愛する読者様近影。お召しになっているハンターのブーツに注目】
ハンター社様のブーツは、そろそろ日本でも購入可能ですが、ロンドンのリージェントストリート沿いのお店でも購入可能です。
でも、このアウターと一緒の出で立ちで歩きたいのは、闊歩するロンドンか、ぬちょぬちょのロンドン郊外でしょうか。行くところも、使い勝手もアナタ様次第です。この姿で英国のパブリック・フットパスを歩いていたら、気分も最高でしょう。
【ブリ吉の愛用するウェリー。26年ものですが、なぜかカカトがそんなに擦り減っておりませぬ。それにしても、洗ってんのか?!】
以上、ブリ吉でした。
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