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世界的に日本のハロウィンがクール(格好イイ)であると評価を受けておりますが、ハロウィンのその実をご存知の方は日英ともに少ないようで、古代ケルト人の宗教ドルイドの大晦日がハロウィンなのだよとか、17世紀にイングランド地方でハロウィンの習慣が廃れてガイフォークスの祭りになったんだよとか、ブリ吉は巷の皆様にお話しさせて頂きました。
ハロウィンとガイフォークスのことについて、詳しくはこちらのウェブをご参照ください。
http://www.british-made.jp/stories.php?methods=STORIESINDEX&id=36
11月1日は英国の先住民ケルト人にとって新年の初日なわけですので、ある意味キリスト教が普及する以前はこっちの方が大事だったわけです。他にも、宗教と慣習の変遷は歴史に示されています。例えば、毎年イースターの日にちが変動するのは、太陰暦の習慣を太陽暦に合せたためであって、キリスト教の普及のためにケルト人の花祭りのシーズンと融合した祭りと言われています。宗教同士はかように寛容な精神で引き継がれ、融合したり、併存したりして来た事実の方が圧倒的に多数なのです。
11月は季節の変わり目で、体調を崩しやすいのは洋の東西を問いません。そんなときは気合入れて祭りをやって邪気を払おうという意図があったのか、なかったのか知りませんが、日本でも新嘗祭の季節であり、勤労感謝の季節であり、英国では地方に行くと収穫を喜ぶマイナーな行事が少しずつあります。ケルト文化の名残なのでしょうね。
10月31日のハロウィンと11月5日のガイフォークスを経ると、11月11日は第一世界大戦の戦没者を忍ぶリメンバランス・デイです。今夏英国に行ってきたブリ吉は以下の画像を皆さまにお見せしました。これは8月下旬の様子です。
【8月31日現在、ロンドン塔の濠跡に植えられた人工のポピーは3分咲きというところでしょうか】
そして、現在はこれ↓ロンドン塔の濠跡が犠牲者の血を象徴する赤いポピーで埋め尽くされております。磁器で作られたポピーは英国人犠牲者と同数の約80万本。この後、英国は第二世界大戦、中東戦争、フォークランド紛争など数々の犠牲者を追悼する歴史を辿り、それぞれのリメンバランス・デイが設けられています。
11月の英国は、ケルト時代の新年を迎え、実りを感謝し、対外戦争の辛い歴史を振り返るなど意義あるひと月ですが、来月はいよいよキリスト降誕祭です。
つまり、クリスマスの準備で忙しくなるのが、11月からなのです。クリスマスショッピングを楽しむ人々で街中はごった返します。
90年代のブリ吉はオクスフォード・サーカスとリージェント・ストリート界隈とシティ周辺を、アタッシェケースを手にして営業するサラリーマンでした。その時、世界中から来る旅行者様と英国人の皆様が集まるので、その混雑ぶりに辟易しましたが、もはや当時のその雑踏が懐かしく思えます。

英国人のクリスマスはとてもプライベートなので、クリスマス期間(12月25日~1月6日)のご旅行は要注意です。公共交通機関はノロノロのグダグダで超スローライフです。ご飯を食べるところも少ないので、イヴの24日以降のご旅行は覚悟していらして下さい。でも、異教徒の街チャイナタウンに徒歩で行かれる範囲内(半径5キロ以内?)に宿泊されるならば、食いはぐれることはないでしょう。
また、バーゲンセールは12月26日から始まります。
ブリ吉の周辺には、Virgin Atlantic様を使わせて頂く最後の機会とか、同社様のマイレージを使ってしまおうという皆さまがクリスマス期間中の英国滞在をお考えのようです。 ホカロンと股引は必携です。
以上、ブリ吉でした。
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