ハロ、ハロ~。普段は牧歌的な気分の牧歌ブリ吉です。
でも、今日は少し違うんだな。ちょっとだけ憤慨しています。
でも、今日は少し違うんだな。ちょっとだけ憤慨しています。
「英国の食について取材して来たけど、やっぱりそんなに旨くないよ。日本の食が世界で一番旨い。なぜなら、日本は食材が世界のどこよりも豊かなんですよ」
先日某ラジオ局で、ある日替わりコメンテイタ―が述べていた言葉です。ここはまだ許容範囲です。しかし、この言葉に応じて、プレゼンターが言うには、
「イギリスの朝食なんて、卵とパンしか出ないんだよ。オートミールだって鳥の餌みたいだ」
いやいや、これは投書するべきかな、と思いました。これだけ事実を捻じ曲げて堂々と報道できるってのは、報道の自由に対する責任を追及したくなります。
「生き恥を晒したくないのなら、もう一度英国に行って、朝ごはん食べて来なさい」
と、いずれご本人たちに伝えるつもりですが、このプレゼンターの御仁はホテルの朝食で、単にコンチネンタル・ブレックファーストを頼んだから、冷たい食事しか提供されなかった、あるいはホテルの朝食のシステムをご存知なかったのではないかなあ、と思われます。
小説家サマセット・モームは、「イギリスで旨いものを食べたいなら、毎回朝食を食べなさい」という名言(迷言?)を残しています。他に旨いものがないから、という意味で、モームは述べたのでしょうけど、逆に言えば、それだけ朝食は充実していると言えます。
ベーコン、ソーセージ、卵(目玉焼き、スクランブルエッグ、オムレツのいずれか)、トースト、ベイクド・ビーンズ、焼きトマト、ブラック・プディング、焼きマッシュルームなどなど、日本でも揃うモノばかりに聞こえますが、然にあらんところが英国食なのです。
英国産のベーコンは種類も多く、他国と比べても圧倒的な旨さです。ベーコンについて語るだけで、A4で5頁必要ですので、小出しに述べますと、英国の一般的なスーパーでも少なくとも20種類あります。先日述べたチーズ同様に量販店でひとつのコーナーがあるほどです。自分の好きなベーコンを選べたら、そりゃ美味しいでしょうねぇ。
ソーセージも同様です。英国が貧しかった時代の製法が伝統的になっている向きもあるので、咀嚼困難で日本人の舌に合わないものもあります。でも、クラスト(パン粉)の入ってないソーセージは巷にいっぱい種類があって、それを選べば、日本人の口にも合う筈です。それどころか、あまりの旨さで食べすぎること請け合いです。欧州大陸の様々なソーセージには決して引けを取りません。
来週開催されるFoodexでも、英国食はたくさん出展されます。
明日につづく>>
牧歌ブり吉
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