牧歌ブリ吉の子供たちは英国で学ぶ大学生なのですが、この季節は日英のどちらかで、家族が一同で集まります。
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クリスマス期間と言えば、家族と親類縁者の集うイベントなので、英国のどの街中からもヒトは消えます。
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ロースト・ターキーから始まって、ビーフ、ポーク、チキン、ラムなど。まあ、何でもローストすりゃいいのですが、一度ブリ吉が「ロースト・マカレルにしよう」と言い出したら、全員に反対されました。クリスマスのメインは肉でなけりゃダメだそうです。伝統的なクリスマスには、革新的なことと、魚の骨は好まれないのです。
ローストなんて簡単だろうと思っていたんだですが、ブリ吉と仲良しである英国大使のお料理番、吉田シェフと話したところ、意外に深い料理であることに気付かされました。
手を加えれば加えるほど、人智を尽くせば尽くすほど、美味しく出来上がるもののようです。レシピからは吉田シェフ独自の積年の工夫が読み取れます。
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「レシピに突っ込み入れていい?」と吉田シェフご本人に確認したところで、申し上げますと、まずブリ吉が吉田シェフと知り合う以前、妻(英人)の制止も聞かずに、「俺が作る」と、見よう見真似で作った鳥系ローストのスタッフィングはお尻からぐいぐい詰めていました。でも、吉田シェフは首から詰めると言われます。なぜなら、首からお尻までびっしりスタッフィングを詰めることで、厚手なお尻の肉に良く火が通り、且つスタッフィングから出たジュースで肉汁に旨みが増し、肉もモイストになるからだそうです。スタッフィングは鳥系ローストの旨みの要です。ナッツ、ハーブ、ドライフルーツ、挽肉、そして少量のパン粉と味付けが決め手になるような気がします。因みに、ブリ吉は隠し味に粉末の昆布だしか、昆布茶をスタッフィングに混ぜます。
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レシピの9に書いてあるパースニップ(さとうにんじん)は、日本ではなかなか入手が困難です。日本では、築地の青果市場か、国際食材の量販店(National Azabu、日進など)に行けば購入可能ですが、ちょっと高価です。テスコなど英国の量販店ではタダみたいな値段なんですけどねえ…。
さらに、調理についてですが、このパースニップはスティック状に切って、片側を尖らせてローストすると、その部分がクリスピーになります。カリカリしたテクスチャも楽しく、サツマイモのような甘さと大人に好まれる程度の渋みと、仄かなえぐみを添えた香ばしさはやみつきの味わいになります。仕上げにメイプルシロップを隠し味程度に振り掛けると、幸せの料理になります。
デザートのクリスマスプディングは定番中の定番!
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今日はローストの話だけのつもりでしたが、英国のクリスマスの一側面を語っちゃいました。では、また次回。
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