皆様、こにちは。
牧歌ブリ吉でございます。
まずは、こちらのBBCニュースをご覧ください。
30年ほど前に商社マンだった頃、当方の担当商品は合成樹脂でしたが、プラスティックがお札に使われる可能性など議論にも上ったことさえありませんでした。
【財布の中にある紙幣はおおよそが10ポンド。5ポンド紙幣は一枚あるかないかですね。もうすぐ、5ポンドの女王様とはオサラバです】
その頃、懸念されていたことはプラスティックの普及に拠る鉄鋼産業への影響と、環境問題への対策でした。すでに日本では世界に先駆けて、自然界の中で分解されるプラスティックを開発していました。合樹の技術は世界の環境問題の最先端にあり、今後の産業をリードする存在になるだろうと言われていました。
【1ポンドコインも2017年3月から12角形に刷新されます。2ポンドコインはそのまま。コインの背景にした香水は誕生日プレゼントとして買って貰いました。買った場所はブライトンで40%セールだったそうです。まあ、そう言われても有難みは変わりませんが…笑】
ただ、「私がプラスティック様だ。控えおろう」と派手に主張することもなく、我々の見えないところで、静かに生活の中に組み込まれて行ったのです。
【パブで飲むと5ポンド。って、高いなあ~。ピール内閣の施行した銀行条例とビールは無関係です。念のため】
1844年のピール銀行条例の元、イングランド銀行は中央銀行として発足し、民間銀行の金保有高に応じた銀行券を与える紙幣を発行したのが、現代紙幣の始まりと言われています。手形から始まって、各銀行が独自に発行する銀行券の乱発と、その制限を受けて中央銀行が紙幣発行するなどと段階で、銀や金で儲けたご先祖様たちもお金の新しい概念には相当戸惑ったと思われます。
【5ポンド相当のものを探してみましたが、なかなか見つからないですね。このリンゴ入りソーセージは約3ポンドでした】
プラスティックのお金の登場によって、気を付けなればならいことがいくつかあります。しかし、我々は戸惑う必要はありません。まず、現在の5ポンド紙幣が2017年の5月から使えなくなること。英国旅行をして5ポンド紙幣を箪笥の中にしまい込んでいる方は、使えるうちに使ってしまうか、将来のコレクションにされるとイイでしょう。
【エゲレスのオ〇ナミンCこと、ルカジェイドなら5ポンドで5本買えます。相当甘いので糖分摂取量にご注意を】
また、新プラスティック紙幣はくっつき易いために2枚以上がペッタリと張り合わさってしまうことがあるそうなので、支払い時に間違えるかもしれないとか、鉄道の券を購入するときに自販機がちゃんと認識できるかどうかという問題は生じるかもしれないとのことです。
【1パックだと3ポンドですが、1パックですと5ポンド。それでも物価高には変わりはありません】
他にも問題点は挙げられているので、興味のある方は英文記事をご覧ください。
“ All you need to know about the new £5 note”
ブリ吉は12月にはまた英国に参りますので、あえて新5ポンド紙幣を下ろしてみようと思います。
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