ブリテンパーク様、おじゃまいたします。
春の英国取材に向け、着々準備中の川合亮平です!
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』日本版本予告
祝!『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』公開!
ファンのあなたはご存知かもしれませんが、
普段の『SHERLOCK/シャーロック』の撮影は、ロンドンと、
そして、ウェールズのカーディフで行われる事が多いらしいです。
え?なぜそんな事知ってるかって?
それはですね、昨年末にロンドンで、製作者のマーク・ゲイティス氏と
スティーブン・モファット氏にインタビューさせていただいた時に、
直接教えてもらったんですよ~。
(↑自分で振って、自分で答えるタイプの非常にいやらしい自慢)
普段はそうなんですけど、今回の特別編『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』は、
なにせ、19世紀ヴィクトリア朝時代の時代設定、
その時代にマッチした撮影場所が求めらたわけです。
そこで白羽の矢が立った都市の1つが、Bath(バース)。
バースは、なんと街全体が、ユネスコ世界遺産に登録されている珍しい場所。
街を歩くと、18世紀のジョージ王朝時代の建物が印象的な、風光明媚な観光地です。
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の一部はバースで撮影されたのですよ。
ということで、ベネディクトやマーティンも撮影時に足を運んだかもしれない(!?)、
バースの名物レストランを紹介します。
Sally Lunn’sは、“バースで一番古い建築物(の中のレストラン)”ということで有名です。
古いって、どれくらい古いかというと、現在の建物の原型が作られたのは、
なんと、1137年のことだとか。
1137年!
日本は平安時代で、藤原氏がどうとかの頃ですよ。
貴族の間で蹴鞠(けまり)が大流行してた頃じゃないですか。
そんな場所が、今普通にレストランとして営業してるなんて、
何とも英国らしい、と思います。
お店の名前であるSally Lunnは、実在の女性の名前で、
1680年頃にこの建物に住んでいたパン屋さんだそうです。
そのサリーさんは、バース名物のバン(Bun)を発明したことで有名になり、
このレストランでは、サリーさんのオリジナル秘密レシピ・バース・バンを食べる事ができます。
店頭には名物のバース・バンが。結構大きい。僕の手くらいの大きさ。食いしん坊も大満足。
では、早速お食事をいただこうじゃありませんか!
まずは、一杯ね。
こちらは、バースの地サイダー。
イギリスで“サイダー”っいうと、一般的には炭酸のリンゴのお酒です。
このHoney’s Midford Cider は、バース地元農家で作られているもので、
“It doesn’t get more local than this”という宣伝文句。
訳すと、「これが正真正銘のご当地品やがな!」です。
※ ちなみに、「It doesn’t get 比較級 than this(that)」という英語表現は、
なかなか気が利いてると思います。
ストレートに言わずに“これが最高!”と表現できます。
例: Things don’t get better than now.(今が最高!)
It doesn’t get funnier than this! (これが一番オモシロイ!)
さて、
やっぱり、訪れたその土地その土地のローカルフードを食べるのが最高に贅沢だなと思う訳です。
おっさんになってきてるからかわかりませんが、そういう風なことを強く思うんですよね、最近。
その点、このSally Lunn’sは、地元食材をふんだんに取り入れた、
伝統英国料理が堪能できます。藤原氏の時代の建物で。
Next Please!
Today’s homemade soupバースバン付 (ベジタリアン)
家庭的な味で、どれもとっても美味しかったです。
1皿のボリュームが満点なんですよ。
痩せの大食いを地でいく僕も「おっ!来たな!」ってなるくらいのボリュームでした。
2コースのセットディナーは£12.50。
空腹でいかないと完食できないボリュームだと思います。
仕上げはこちら、
Sally Lunn’s、バースのオススメレストランです!
そうそう、あと、バースの地元グルメといえば、
行列のできるアーモンドクロワッサンも是非試してほしいです。
その情報はこちら記事をチェック!
また、グルメの合間の観光を楽しみたい方は、こちらの記事に、
バースの厳選3スポットを紹介してます。
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の足跡を辿って、
バースに行ってみたいと思われたあなた、
今回僕がお世話になったのは、地元の旅行エージェント『Experience Bath』さん。
宿泊から観光プランまでテーラーメイドのサービスが売りです。
日本での滞在経験もある素敵なJaneさんという女性がきりもりされてます。
日本語もOK。
あと、『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』を観て、
バースに行くぞ!となって、
それから、
英語の勉強!となったあなたへ、こんな本がございます。
シャーロックの英語漫画だよ。
巻末には、僕が本編をより楽しむ為のコラムと、英語の解説を書かせてもらってます。
ドラマを観て、
シャーロックやジョンの声を頭で思い浮かべながらこれを読むと、
英語力とってもつきますよ~。
【バイリンガル版 SHERLOCK ピンク色の研究】
最後に、シャーロック・ファンはマスト・ヴィジットのドラマ撮影場所、
ロンドンのカフェ「スピーディーズ・カフェ」。
こちらで、オーナーにインタビューして、主演2人の撮影時の様子などを
伺った記事はこちらです!
Have a nice Bath.