皆さま、こにちは。
牧歌ブリ吉でございます。
さて、日本でも12月4日に封切りとなる映画「007 スペクター」
世界各国で、試写会が行われているのに、ブリ吉は招かれたのに、
なんと!都合が合わず観られなかったのですぅ! 不遇!不満!
【試写会参加者にプレゼントされたアストン・マーティンのキーホルダー】
しかし、英国観光の使命感に燃えるブリ吉は旅のヒントとして、自らやってみるスパイツアーを提案致します。
一つは、言わずと知れたMI6のオフィス。
一目見て、ブリ吉は古代メソポタミアの巨大建造物ジッグラットを思い出しましたよ。
モチーフにしたとは思えませんが、現代建築なのに、妙に厳かな感じです。
【ヴォクソール橋からMI6を望む。左側に船に浸入できるスロープがあります。ここから007に登場するような特別仕様車が川に入って行くのでしょうか】
数年前に、この近辺で取材をしていた時に、同伴していたカメラマン氏が「MI6の近影画像が欲しい」と言うので、MI6に近づくとカメレオンの目の形をしたCCTVカメラ(防犯カメラ)が動き回っているではありませんか!
テムズ川に掛かるヴォクソール橋を渡って、我々が建物に近づくと、「ハッ」としたように、こちらに向きを変えて、カメラの中の光彩レンズが広がるのが見えました。「ああ、俺たちズームされてるよ」ブリ吉とカメラマン氏はややビビりました。建物の周辺沿いを歩いていると、無数のカメラが後方、側面、そして前面からこちらを照射しています。角まで来ると、意外なものが現れました。
【撮影場所は忘れましたが、水陸両用バスのダックはこんな感じで入水します】
水陸両用観光バスのダックが向こうの角から、MI6の地下に入っていくように見えたのです。「まさか、あのダックはサンダーバードの秘密兵器?」中年の二人のオジサンの頭の中はもはや架空の世界と現実との境界を失っていました。
しかし、実際はもっとハテナ?と思われる光景でした。
ダックはMI6ビルの東側にあるスロープからテムズ川に入水するところだったのです。
緊張感漂うMI6のすぐ脇で、ホノボノの象徴である観光乗り物のダックが入水する状況、すなわち、緊張して損しちゃった感が拭えなかったのであります。
如何でしょう?
皆さまもスパイゆかりの地に赴いて、意外な経験をするかもしれません。
ちなみに、スパイショップが最も多い場所は、メイフェアのSouth Audley Streetです。
なぜここに多いかって? それは周辺に政治家の家が多かったので、その諜報活動に使うためと、周囲のホテルが舞台となる浮気調査に使う器具がいつでも手に入るからだそうです。
以上、ブリ吉でした。
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