皆様、こにちは。
牧歌ブリ吉でございます。
いろいろな外的要因から時間の足らない状況が続いており、少々ご無沙汰しました。
実は現在のブリ吉は彼の国から然る国への異動の真っ只中にあり、落ち着いて書き込む時間がなかなか持てないでおります。然る国とは日本でも英国でもない国でおます。
それでも、ご迷惑でなければ、皆様にはこれからも英国について発信させて頂くつもりでおります。
旅行の楽しみと言えば、食であります。
沙流月の渡英時には、何度かロンドン郊外のガストロ・パブに足を運びました。
スターターからちょいと豪華な気分。パンが4種類。ハーブバター、ドライド・トマトとオリーブの実のハーブサラダ、生ハム。
生ハムは隣に座っていた息子に全部食べられてしまいました。
妻の頼んだ鯖料理が最初に運ばれて来ました。トマトピューレをベースにしたソースが新じゃがのグリルを引き立てていました。
最近の英国式はこうした「重ね技」で盛る料理が多いですね。
ローストポークには2種類。ひとつはこのローストポークで上に乗っかっている黄色いクリスプスはパースニップが原材料です。
もうひとつのローストポークは、残念ながら画像が見つかりません。しかし、あえて紹介したいほどの絶品でした。
見ためはパイを切り分けたような立方五面体でした。肉の上下を挟む二等辺三角形部分がポークの皮で、寸法は10cm x 12cm程度。皮は香ばしくパリパリに焼かれていました。その皮と皮との間に適度な脂質と肉質の4㎝厚ポークが挟まっているのです。おそらく、皮の形を三角に切って、その三角に合わせた肉を成型してローストしたと考えられます。内側の肉も2,3日間フルーツソースなどに漬け込んで味を染ませて、焦げないようにゆっくりローストし、最後に皮をカリカリにするために、温度230度で、且つ短時間で照射グリルしたものと思われます。ブリ吉も然る国に到着したら挑戦してみようと思います。
ああ、それにしても何で画像が無いのだ…。
その後はデザートのお時間。
イギリスの食事はおいしいのよ。と、義母が自らアピール。
ブリ吉は胸焼けになってしまうので、デザートは食べませんが、確かに旨そう。
店内はこんな感じ。
パブメシですから、テーブルクロスもありませんし、サービスもプロなレベルではありませんし、料理も質の割には安価だと思います。
ロンドンからはだいぶ田舎のパブですが、これくらいの3コースの食事を25ポンド以下で頂くことも可能なのです。
ロンドンはメイフェアの名前の由来となったShepard Marketです。
この辺りで働く友人も多いため、レストランやお茶処の豊富なこの地域では、待ち合わせに便利です。
Sheperds Marketの北側の入り口。Curzon Streetの南側面に接しています。
この入口付近がかつてはタイバーン川の淵に当たる所です。
タイバーン川の流水がここで屠殺された羊たちの血を洗い流していたのです。
「羊市場」ですから、しょうがないですめぇ~ぇぇ。
ここでは、お昼の単品を注文。トルコ料理のケバブですが、野菜と一緒に練り込んだラムの挽肉は味わい深く、とても食べ易きハンバーグでした。トマトとハーブと玉ねぎのソース(有名なソースだけど、名前忘れました)は少しピリ辛で食べ進めるうちにアクセントなっています。
次は、ロンドンの中心から南下った街クロイドンで友人と待ち合わせ。この街は英国で最も醜い街と言われた歴史を持つのですが、最近はその汚名を返上しつつあるようです。その代り、どこかの街がその汚名を受け継ぐことになるのでしょうけど、基本的に住みやすいところでもあります。
古くからのパブも多いのですが、パブも生き残りを賭けて、料理にバリエーションを持たせるようになりましたのは、ここ20年ほど前からのことで、年を重ねてクオリティは上がっています。
見ため、冴えないサラダでしたが、口にしてみると、ドレッシングも野菜も果物も新鮮で、鴨肉も柔らく、充実した食感を味わえました。
妻が注文したのは、レンティル豆のリゾット風の上に鶏肉とベーコンを乗せたもの。豆が多かったけど、これもまた美味。ママレードなどでマリネートされた鶏肉は外側がカリッとしていて、中身はジューシーという具合。シェフのスタンダードも上がったなあ、という印象を持ちました。
かつて、この手のフィッシュパイと言えば、クリームソースの魚キャセロールでした。キャセロール自体が生臭くて、大方の日本人の好みではありませんでしたが、最近は魚の肉に下拵えが施されていることが判ります。パイ生地だけでなく、うま味も口の中で膨らみます。
あれ?携帯と荷物置きっ放し。ロンドンも安全になったのでせうか?
ブリ吉にとって、ガストロ・パブのスタンダードが徐々に高まって来たことは、特に意外というわけでもなかったのですが、「せっかくの材料をダメにしやがって」と思うことは年々、次第に、ゆっくりと少なくなってきたような気がします。
そして、今回意外だったのは、これ!
息子と試食してみたら、意外に旨かったのでした。
いくつかのフレーバーがありましたが、在英邦人のお奨めはClassicのみ。
日本では売っていない日本企業の商品でありました。
以上、ブリ吉でした。
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