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在米くまのプーさん

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皆様、こにちは。牧歌ブリ吉です。

ちょっと調べものがあって、New York Libraryに行きますと、つまらなさそうな表情をしていた日本人の5~6歳の男児とその家族がいたものですから、ブリ吉が指先でポコンと音を立てると、おもむろに人差し指を口に突っ込んでそのお子もブリ吉の真似をし始めました。

そして、そのお子様のご機嫌を取る役を担いながら、その家族と一緒に子供用の書籍部屋に入ると、くまプーのディスプレイが見えて参りました。

 

世界中の子供たちからサポートされる理由の一つとして、ディズニー化を経たアニメであることも否定できませんが、もっと深みにハマったマニアな皆さまはくまプーの生まれ故郷である英国はケント州のアッシュダウン・フォレストまで足を運ばれる邦人の皆様が多くいらっしゃることも皆様ご存知のとおりです。


 


どうせ陳腐なディスプレイだろうな、とタカをくくって眺めていると、
おやおや? なにやらどこかで見たようなリアルなぬいぐるみが見えるではありませんか。

 
近づいてみると、ロバのイーオーやら、トラのティガ-やら、豚のピグリットやら、カンガルーのカンガーが揃っていますではありませんか! 全部が実際の話のモデルとなった本物です。

 


そして、くまのプーさんも!!

 


どうやら、出版元のダットン社からニューヨーク市立図書館に寄贈されたようです。
図書館員様の話では、英国人の観光客の中には、怒りだして「英国に戻すべきだ」という人もいるそうです。

大英博物館に保管展示されているエルギンズ・マーブルと言われるパルテノン神殿の一部を返還せよというギリシアの皆様の気持ちを察する思いですが、何をもって最高の保存状態とするかは、今後の議論に任せたいと思います。

因みにエルギンさんとは、貴族の外交官だった方で、その子孫は1858年に日本に来て、日英修好通商条約を締結した侯爵です。社会的地位は髙い方ななおですが、その頃の行いを現代で置き換えてみれば、ギリシアの国有財産を勝手に持ち出した大泥棒なのであります。

 


ダットン社はニューヨーク在住の出版社であります。


その後はブリ吉もこの方々に混じって、ある資料を読み漁っておりました。

 

図書館のショップに行くと、パディントンなど英国野児童文学は相当な人気でした。

 

ショップの書籍セクションにはヘプバーン並みの別嬪な店員さんも。(これはオマケ)


今回のブリ吉はたまたまNew Yorkですが、くまプーを求めていらっしゃる皆様の行き先は、英国であり、Ashdown Forestです。お間違えなく。

くまプーの話は、アッシュダウン・フォレストの自然を体験してこそ、その真の場面が鮮やかに喚起されるのです。

明日帰国します。

以上、ブリ吉でした。


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