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Channel: Britain Park  - 英国政府観光庁 -
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英国を駆っ飛ばす

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皆さま、こにちは。
牧歌ブリ吉でござんす。

やうやう白くなりゆく車のフロントガラスに春を感じる今日この頃、正直なところ頻繁に洗車しなきゃ、運転中に前方が見えずにとても危険です。エゲレスではフロント・スクリーンと宣(のた)まいますが、日本の春ほど汚れたスクリーンを経験はしたことがありません。

 

【在某国英国大使館の桜】

最近、車系の他誌( Land Rover Laboratory20号絶賛発売中)の冒頭コラム(筆名はブリ吉ではありません)でも述べましたが、そろそろ英国でのドライブは幸せの季節になります。あまりの気持ちよさに、つい駆っ飛ばし過ぎて、掴まったり、スピード違反の督促状を頂かないようにお気を付け下さい。

このところ、エゲレスでローバーに乗りたい、運転したいと仰る方が、何名かいらしたので、ちょっとアドバイスをさせて頂きやしょう。

まず、Land Rover Userの市場には2種類あります。一つは新車市場。もう一つはカスタム仕様の中古市場です。


皆さまが、エゲレスでレンタカーを借りるとしたら、大勢の場合は新車市場の最近のローバーを宛がわれることになるでしょう。しかし、釣りに行くとか、海岸でBBQしたいとか、エゲレスの荒野(オフロード)を走りたいと言うと、極めて限定業者ではありますが、中古のローバーを貸してくれる店もあるそうです。



ただ、特別仕様車ですので、個性も強く、ハンドルは重く、運転に相当自信がない方にはお奨めしません。

そうなると、大手のレンタカーショップに新車に近いローバーを借りて頂いて、無難にオンロードを運転して頂いた方がより楽しいかもしれませんですね。

 

【まさに戦車のようなローバーたち】

ウェールズやスコットランドまで足を伸ばせば、必ず現れる田舎道の光景がfordであります。邦訳は「津」とか「浅瀬」で、橋が無くても渡れるということから、「fordable:(浅瀬を)歩いて渡れる」意味もあるのですね。
 

【渡る前に①水深と②水流の強さを必ずチェックしませう。でないと事故の元ですし、重たい自己責任が課せられます】

メリケン車のフォード様もオフロード機能を搭載している車種を扱っておられますが、フォード絡みとは言え、今回は英国発ローバーの話。ランド・ローバー車は英国内ではこのような瀬を渡る実用車として発展してきた背景もあり、英国でローバーを運転する方々にとって、生まれて初めてこの浅瀬を渡る瞬間は、最高に緊張と興奮を覚えたのだそうです。

 

【デヴォン辺りですと、白い砂浜もあります】

実は、ウェールズやスコットランドだけでなく、イングランド内でも小さ目のフォードはたくさんあります。あまりにもたくさんあるので、具体的な場所は思い出せませんが、村や街中にもfordを実際に渡る経験は可能です。

 

【エインズフォード・フォードはケント州の小村にあります。ブリ吉は子供たちが幼い頃、このフォードの脇にある清流で一日を過ごしたことがあります。夏の美しい光景が満載】

ローバー愛好者の名言に、You can go faster but we go anywhere. という言葉があります。
車の用途は「早く行く」というだけではないのですね。

 

【ケント州のノース・ダウンズとサウス・ダウンズの間(約60キロ間隔)を走る、駆る、飛んでいけそうな最高の気分!】

英国ではサマータイムが始まりました。
英国の田舎道でのドライブ、お考えになってみては如何でしょう。

以上、ブリ吉でした。


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