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先日、大使公邸シェフの吉田さんと話していたら、「イギリスのスーパーマーケットの特集をやって下さい」とご依頼を頂きました。
クックパッド 英国大使館のレシピ
英国を拠点としている筈のブリ吉ですが、ここ数年間、年に数回英国に戻るだけなので、情報を載せたとしても、7年以上前のお古情報になってまう可能性もあるなあと、予め言い添えさせて頂きます。もし、「あれ?」と思うところは各自お確かめ頂きたいと思います。
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まず、対日貿易及び対英投資担当の英国人参事官の話から、マクロ的な現在の在英量販店の傾向性を申し上げますと、ディスカウントショップ系と高級指向系の2種が増加しつつ、中流指向のメガショップがかなり売上を下げているということです。品質の偏差値で言うと、真ん中の50~60台が減りつつ、高級指向の70台とディスカウント指向40台が増えつつという状況にあるというこってす。
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最近はちゃんと調理をする英国人も増えてきたので、品質が飛び切り良くなくても、旨くなるように工夫をしているという話もウェイトローズの元マーケティング担当から聞き及んでおります。
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また、階級差ではなく、新自由主義経済の影響を今なお強く残す英国社会は、貧富の差が現代の日本以上に激しいこともあって、「持つ者」は高級指向なわけです。
この両端の市場が徐々に膨らむ一方で、中流の市場は徐々に低下しているのです。
で、旅行者の皆様には何を見て頂きたいかという話ですが、もちろん、ここでブリ吉が述べたその違いを、皆さまご自身のその目で確かめて行くことも面白いと思います。アベノミクス経済のままでしたら、英国並みにさらに貧富差が拡大するであろう将来の日本の縮図が見えるかもしれません。
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ちょいと役立つお話をすると、店によって異なるブランド。安くても意外に旨いブランド。英国のお土産を安くするにはこのスーパーという括り方も可能です。ブリ吉が日本の皆様へのお土産に使う店がM&S(マークス&スペンサー)とWaitrose(「待て薔薇ちゃん」ではなくて、ウェイトローズ)の2店です。ショートブレッドなどのお茶受けでも、高過ぎず、悪からず、むしろ良質な自社ブランドが揃っています。空港の免税店で購入するよりも相当安いですし、旅慣れたスッチー様たちを売り場で見掛けることもあります。
食だけにこだわらず、先日は手のデカい日本人の友人に英国人仕様のM&Sの皮製手袋を26ポンド(4500円くらい)で買って来てあげました。ブリ吉も手がデカいので、同じものを15年間愛用しています。サイズが豊富なだけでなく、クオリティが良いのですね。質で言うなら1万円相当ですが、日本ではサイズがありませんので比較しようがない。
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旅行をしていれば、食の楽しみが重要なファクターのひとつですが、例えば、1週間のロンドン滞在で毎回外食していれば、とんでもない費用を使うことになります。ホテルに戻って、チンする食事を買うなら、Tesco Metroなどのこぢんまりとしたショップでサラダ、飲物、果物、そして温め直しの惣菜やパスタなどが購入可能です。
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街中にも、地方にもこうしたこぢんまりとしたショップが増えていることもひとつの特徴です。街中の小規模量販店では、食品の素材は殆ど買えません。パッケージを開けば、すぐに食べられるような出来あいの食品か、プロセスフーズを専門としています。
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あらら、もっと具体的なスーパーの名前を挙げて「どこがどうだ」と述べて行くつもりでしたが、ぼちぼち小出しにして参りましょう。でも、次回も量販店ネタとは限りませんので悪しからず。w
ブリ吉でした。
※次号のための参考ウェブ。掲載無用。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_supermarket_chains_in_the_United_Kingdom
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