「タラちゃんでしゅ」
みなさんこんにちは、牧歌ブリ吉です。
不朽の名作アニメ「サザエさん」を観ていると、あまりにも昔の状況が反映されていて、不思議な光景を観る思いになることがあります。
1946年~1974年という28年に渡る新聞紙上での連載期間(戦後直後からオイルショック以降まで)に、我々のライフスタイルはとんでもなく変化してしまいましたから、当時のイメージと現代とを繋ぎ合わせて、普遍的な部分を題材に盛り込んでアニメを創りだして行くご苦労には頭が下がる思いです。
そんなアニメ「サザエさん」のある場面で、七輪で魚を焼く光景が印象に残っています。
今時、七輪を住宅街で使ったら、ご近所からどんな苦情が寄せられるのでしょうか? 現代アニメのサザエさんの場面に七輪料理の普遍性を持ち込むとしたら、その場面はバーベキューとかキャンプ場になるのでしょうか?
今時、七輪を住宅街で使ったら、ご近所からどんな苦情が寄せられるのでしょうか? 現代アニメのサザエさんの場面に七輪料理の普遍性を持ち込むとしたら、その場面はバーベキューとかキャンプ場になるのでしょうか?
しかも、その様子を観ていたら、無性に燻製料理を拵えたくなりました。
燻製も煙と香りが漏れてご近所迷惑になるんですが、自由人ブリ吉は、ご近所さまが寝ている間に仕事(泥棒じゃなくて、書きモノ)して、ご近所様が出勤している時間帯にこっそり作っちゃいます。
そこで、さらに試案。
魚と肉はいろいろやっちゃったし、今回は何を素材にしようと思って冷蔵庫を開けると、先日どなたかに頂いたタラコの塩漬けを見つけました。
燻製も煙と香りが漏れてご近所迷惑になるんですが、自由人ブリ吉は、ご近所さまが寝ている間に仕事(泥棒じゃなくて、書きモノ)して、ご近所様が出勤している時間帯にこっそり作っちゃいます。
そこで、さらに試案。
魚と肉はいろいろやっちゃったし、今回は何を素材にしようと思って冷蔵庫を開けると、先日どなたかに頂いたタラコの塩漬けを見つけました。
(スケソウダラのタラコ燻製準備完了! 明太子を燻製してもウマイす)
英国でもfishmongerと呼ばれる街の魚屋やSelfridgeのフードコートに行けば、タラコの燻製が買えるのです。街の魚屋は80年代であれば、どこのハイ・ストリート(どこの街でも商店街付けられる通りの名前)にも2、3軒あったものですが、90年代になると量販店内の魚屋が充実してくると、一斉にその姿が消えてしまいました。95~6年までPiccadilly Circus界隈の裏道Brewer Streetにも鄙びた魚屋があったのです。
(これは確か…Borough Marketだったかなあ…。タラコが見えませんね)
その代り、街の並びにはFish Barというネーミングの店があちこちに見かけられるようになりました。
で、店を覗いてみると、「なんだ。普通のフィッシュ&チップスぢゃん」日本でネーミングするなら、「揚物(あげもん)バー」ですかね。
で、店を覗いてみると、「なんだ。普通のフィッシュ&チップスぢゃん」日本でネーミングするなら、「揚物(あげもん)バー」ですかね。
ともあれ、タラコのお話です。英国の魚屋のタラコはCod Roeと言う真鱈の卵なので、日本のタラコの10倍くらいあります。一方、日本のタラコはスケソウダラという小型の鱈の卵で、皆さんが店頭で見るご存知のサイズです。卵の粒子の大きさはそんなに変わらないのですが、大きな真鱈の方がたくさん卵を産むということでしょうか。すみません、ブリ吉、調べる気持ちが微塵もありません。
(真鱈の卵の燻製です)
Cod Roeは大体の場合燻製で売られています。冷燻なので、タラコの周囲は少し火が通った具合に乾いていますが、中味は半生です。英国人はパブ飯で食べていますが、英国に棲んでいる邦人は、これを買って来て、週末の朝ごはんにしていました。あるいは、生のCod Roeを購入して、2,3日間出汁入りの塩漬けにして焼いてから食べます。鮮度が判らないので、火を通すに限ります。
さて、ブリ吉は日本でこの燻製を食べたくなりました。
もう誰が何と言おうと食べたいのです。
お許しください。って、だれに許しを乞うているのか…。
もう誰が何と言おうと食べたいのです。
お許しください。って、だれに許しを乞うているのか…。
先ほどのタラコを冷燻にして、トーストに乗っけてみました。
ウマイです。
誰にも差し上げたくありません。
ウマイです。
誰にも差し上げたくありません。
英国ではこんなウマイものがあるのに、4,5年の駐在期間に何も学ばずに帰る邦人の方々がなんと多いことか。旅行者の皆様にも是非試して頂きたい。
最近のガストロパブでは、Ploughman`s(プラウマンズ)というランチ・ディッシュのお皿に載せるチョイスの一つとしてメニューに載っていることもあります。
以上、ブリ吉でした。
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