みなさんこんにちは、牧歌ブリ吉です。
燃えるように花が咲き乱れるこの季節。英語ではこんな表現もあるんですね。
The English garden is in full swing.
(イングリッシュ・ガーデンは真っ盛り)
(上記画像2点はロンドンのハンプトンコートのローズガーデン。山内成俊氏の撮影)
この画像は在京英国大使館の大使公邸の庭のもので、こちらには60種類以上の薔薇が育てられています。英国産の薔薇も2株だけあるのですが、ひと目見て被写体としてどうかなと思いつつ、ここには載せていませんが、今から6月にかけて英国では、この画像とは比較できないレベルの薔薇の館、バラの群れ、ばらの香りに出会えます。バラの絨毯で埋め尽くされたような庭や、バラで囲まれたマナーハウスに圧倒されること請け合いです。
でも、手っ取り早く英国ならではの薔薇を眺めるのなら、最良の場所はリージェント・パークではないかなと思うわけです。
リージェント・パークのQueen Mary`s Gardenに入るなり、いきなり見つけたヴィヴィッドな深紅色の薔薇。その名も イングリッド・バーグマン。ご存知、往年の大女優です。
女優名や有名人名を付けられた薔薇も少なくないようですが、10年ほど前に駐英日本大使だった野上さんも薔薇の名前になっているそうです。今度お目に掛かったら、薔薇の名前になったお気持ちを伺ってみたいと思います。
女優名や有名人名を付けられた薔薇も少なくないようですが、10年ほど前に駐英日本大使だった野上さんも薔薇の名前になっているそうです。今度お目に掛かったら、薔薇の名前になったお気持ちを伺ってみたいと思います。
Ambassador Nogami
ブリ吉が楽しんだのは、美しさに裏打ちされた名前の薔薇よりも、野上さんのように意外な名前を付けられた薔薇の他に、たとえば、Pensioners Voice
文字通り「年金受給者の声」なわけですが、名前の由来を調べてもよく判りませんでした。察するに、定年退職した方が地道に開発して出来上がった品種なのかもしれません。
Pride of Englandはラグビー・イングランドチームの花でもありますね。
こういう象徴的な花は純粋に美しさを語り易いのですが、
Deep Secret(深遠なる秘密)と言われると、うふふと口元が緩んでしまいそうです。
あるいは、Sexy Rexyのようなあっけらかんとした名前で、
無邪気な楽しさを添えてくれる薔薇もあります。
リージェント・パークには何万株あるのか判りませんが、
とんでもなく広大な敷地に薔薇が埋まっていて、夏の英国を優雅に彩ってくれています。
もし、運悪く雨に祟られてしまった場合は、ウエストミンスター寺院界隈にあるRoyal Horticultural Libraryや、ボタニカル・アートを扱うアンティーク・ショップを探して寄ってみるのも一興かもしれません。
特にナポレオンの王妃だったジョセフィーヌをパトロンにした版画家ルドウテの作品は必見です。ボタニカル・アートに引き込まれてしまう邦人の皆様も少なくありません。
以上、ブリ吉でした。
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