Friday Food Club ～ イギリス文化、歴史を語るのにかかせないパブ

週末にゆっくり訪れたいロンドンのパブ「The Mayflower」

イギリスにはパブが街の至るところにあり、昔から、教会と同じくらい英国人の憩の場となっています。
ロンドンには7,000軒以上のパブがあるけれど、本日は私のお気に入りのパブを2件、ご紹介したいと思います。

一番のお気に入りのパブは、なんといってもベイカーストリート駅から徒歩ですぐのThe Volunteer
場所はリージェントパークのEntranceからすぐ、この立地の良さ、ソファの居心地の良さ、ドリンクメニューの豊富さ、客層のリラックス感が大好きです。

このパブの隣のフラットに4年間住んでいたこともあり、友人とよくここで待ち合わせし、とりあえず一杯飲んでからいつも遊びに出かけていました。

ここは客層がほんとにいい。
この通りのPark Roadにはロンドンビジネススクールがあり、リージェントカレッジがあり、日本人駐在員が多く住む St. Johns Wood があり、観光客はあまりいない、でも客層がインターナショナル。
いつも活気にあふれています。

おすすめは、サンデーローストと、ホームメイドのデザート。
ワインもバラエティに富んでいます



次にご紹介したいのは、とっておきパブ。
テムズ河を眺めながら、ゆっくり週末に訪れたい The Mayflower です。

大抵はみなさん、パブに最高のatmosphereは求めていないので、（気軽にお酒が飲めればいいや、程度ですよね） 期待しないでお店に足を踏み入れるのですが、

ここに来ると、「イギリスっていいなぁ～」と心から思いますよ！


Mayflowerから眺めるテムズ河

日本にこんな景色が楽しめるパブがもしあったら、大抵は混雑していて座れない、お値段が高いなどあると思うのですが、ここはリーズナブルなうえ、いたってローカル！

ほんとうにリラックス出来ます。

ビールもエールも一層おいしい！

何回か行っただけで、スタッフもすぐ顔を覚えてくれ、楽しくお喋りしてくれます。

こんなパブが17世紀に建てられたことを考えると、英国のパブの歴史を感じます。
パブの名前の由来や紋章、看板にも目を向けると楽しいです。

ロンドンを訪れたらぜひ、テムズ河沿いのテラスを狙って行ってみて下さい。