
英国にはロイヤル・ファミリーゆかりの地であり、家族で楽しめる場所がたくさんあります。
ロイヤル・ベイビーの誕生を記念して、そのいくつかをご紹介いたします

ここで紹介する観光地やショップを訪れれば、皆さんの可愛いプリンスやプリンセスにとっても、いつまでも心に残る特別な英国の旅となることでしょう。
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ウィリアム王子と弟のヘンリー王子が育ったケンジントン宮殿は、まもなくウィリアム王子とキャサリン妃、そして新しく家族となったロイヤル・ベイビーがお住まいになる場所で、ご一家はこの宮殿の非公開のプライベートな部分を住居としてご使用になります。

ケンジントン宮殿
この英国王室ゆかりの宮殿は特別な日を除き毎日一般公開されており、歴代の王や王妃が使用したステイト・アパートメント(儀式用の大広間)を見学することもできます。
現在、ケンジントン宮殿では、「ビクトリア・リヴィールド」(Victoria Revealed)という特別展が開催されています。
これは繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王として親しまれた、ヴィクトリア女王についての展示で、かつてこのヴィクトリア女王もケンジントン宮殿にお住まいになっていました。

ケンジントン宮殿にあるヴィクトリア女王の像
ドレス・アップ
お洒落で華やかなキャサリン妃を母に持つロイヤル・ベイビーも、きっと可愛いらしい装いで私たちの目を和ませてくれることでしょう。
ケンジントン宮殿では現在、「ファッション・ルールズ」(Fashion Rules)という特別展が開催されています。

ケンジントン宮殿で開催中の「ファッション・ルールズ」
この特別展では英国で最も着こなし上手と言われた女性たち、エリザベス2世(ウィリアム王子の祖母)、マーガレット王女(エリザベス2世の妹君)、ウィリアム王子の母であるダイアナ元妃(ウェールズ公妃ダイアナ)のドレスや装いについて紹介しています。
ロイヤル・ベイビーもご自身のご先祖様たちの着こなしを見たら、それにインスピレーションを受け、きっとお洒落に磨きがかかることでしょう。

マーガレット王女がお召しになったドレス
ケンジントン宮殿は、流行に敏感な人が集う町として有名なノッティング・ヒルの近くにあります。午前中に宮殿を見学した後の散策なら、お母さんも赤ちゃんも喜ぶ流行のファッションが揃うノッティング・ヒルがお勧めです。
ノー・アデッド・シュガー(No added sugar)はユニークでお洒落なベビー服を扱う小さなブティックで、英国の子供服業界では新進のファッション・リーダーとなっています。
ウィリアム王子とキャサリン妃を正式な爵位はケンブリッジ公爵と公爵夫人ですが、実はスコットランドにはスコットランドの地名が含まれた、ストラザーン伯爵と伯爵夫人という別の爵位があります。
可愛い服を着せたいと、きっと思っているお二人なら、これぞスコットランドという衣装をロイヤル・ベイビーに着せて、お披露目くださる日はもうすぐかも知れません。
キルトを着たロイヤル・ベイビー、早くみたいですね!

家に伝わるタータン柄の衣装を身にまとった赤ちゃん
お子さんを持つお父さんやお母さんなら誰でも、ロイヤル・ベイビーと同じような服を我が子にも着せたいと思うことでしょう。
リトル・レッグズ・ベイビー・キルツ(Little Legs Baby Kilts)はグラスゴーに本社とするキルト専門店で、小さな子供たちがスコットランドの伝統的な民族衣装のキルトを着られるようにと、赤ちゃんや子供用のキルトをハンドメイドで製作しています。

レッグズ・ベイビー・キルツの子供服
昨年、アカデミー長編アニメ映画賞でオスカーに輝いた『メリダとおそろしの森』に登場する、いたずら好きなメリダの小さな三つ子の弟たちを覚えていますか?
この会社のキルトを着れば、その三つ子の弟たちみたいに可愛くなること間違いなしです。
この店ではキルトだけでなく、とっても可愛いエプロン・ドレス(pinafore)も作っています。子供たちに自分の家に伝わるタータン柄を着せることは、スコットランドではごく一般的なことなのです。
家族で楽しむノーフォークのカントリーサイドとビーチ
女王とロイヤル・ファミリーがクリスマスを過ごされるサンドリンガム(Sandringham)は、イングランドの東部に位置するノーフォーク(Norfolk)にあります。サンドリンガムは美しい邸宅で、一般に公開されています。
ここではベビー・バギーが利用でき、ピクニック用テーブルが広大な敷地内に点在しているので、家族みんなでピクニック・ランチが楽しめます。サンドリンガムについては、以下のウェブサイトをご覧ください。
近い将来、ロイヤル・ベイビーを伴いウィリアム王子とキャサリン妃も、サンドリンガムでの時間を楽しまれることでしょう。ノーフォークはイングランドでも風光明美な地方として知られており、家族旅行で英国を訪れるのに最適な場所です。

サンドリンガム
午前中にサンドリンガムを訪ねたら、英国屈指の美しいビーチがあるノーフォーク北部の海岸線で、午後は太陽をいっぱい浴びてのんびり過ごしましょう。
ホルカム・ビーチ(Holmham Beach)は特にお勧めです。
『恋におちたシェイクスピア』を観た方なら印象的で、まるで夢のようなラスト・シーンを覚えているかも知れません。
主演のグウィネス・パルトロウが夕日に向かって歩いていたのは、ホルカム・ビーチの真っ白い砂浜でした。
そこから南に少し移動すると、ノーフォーク・アンド・サフォーク・ブローズ(Norfolk and Suffolk Broads)に到着します。ここは英国最大の湿地保護区で、のんびりと船旅をするにも最適ですし、家族で小旅行するにもお勧めです。
さあ、ピクニックの用意をして、家族で過ごす大切な時間を思いっきり楽しみましょう。
ウィリアム王子とキャサリン妃はご結婚後、主に北ウェールズのアングルシー島(Anglesey)にお住まいですが、このアングルシー島はウィリアム王子の勤務地でもあります。
ここは手つかずの自然が残こり、小さいお子さんのいる家族が短い休暇をゆっくり過ごすのには、もってこいの場所と言えます。砂浜で遊び、美味しい食事も楽しめます。

アングルシー島のスランズウイン島
© VisitBritain/ Adam Burton
お勧めはパイロット・ボート・イン(Pilot Boat Inn)。島の北部のデュラス(Dulas)にあるレストランは単に食事が美味しいだけでなく、小さなお子さんのいる家族に親切で、大歓迎してくれます。
カラフルで可愛いベビー服や子供服を探すなら、アングルシー島の海辺の町、ボウマリス(Beaumaris)にあるティンカーズ・アンド・ベルズ(Tinkers and Belles)に足を運んでみましょう。
ロイヤル・コネクション
夏の間、バッキンガム宮殿が一般公開されます。ウィリアム王子が洗礼を受けたバッキンガム宮殿は、ロイヤル・ベイビーの祖母であるエリザベス女王の住居です。7月27日から9月29日まで「女王の戴冠式 1953年」(The Queen's Coronation 1953)と題した特別展が、女王の在位60周年を祝って行われます。

バッキンガム宮殿
この特別展は、バッキンガム宮殿の夏期特別開館の期間中に開催され、女王がお召しになったローブ、ダイアモンドがちりばめられた王冠、当時4歳だったチャールズ皇太子に女王が送った私的な招待状も展示されています。
宮殿内には気軽に立ち寄れる学習室があり、年長児は自分が家に帰る時に乗ってみたい馬車のデザインを考えて、絵にすることができます。紙と筆記用具を使って楽しく学習ができる学習室は、7月17日~9月29日の期間内でしたら、自由にご利用いただけます。
遊び時間
ウィリアム王子が初めて公の場に姿を見せたのは、ケンジントン宮殿の敷地でした。きっとロイヤル・ベイビーも子供時代をこの地で過ごされることでしょう。
石投げをするなら、ダイアナ・メモリアル・プレイグラウンドがお勧めです。地元の子供たちだけでなく、ロンドンにやってきた子供連れの観光客にも大人気です。J.M.バリーが書いた『ピーター・パン』のストーリーに基づき、巨大な海賊船など、おとぎの世界が再現されています。

ケンジントンにあるピーターパンの像
英国には年長の子供たちが楽しめる場所がたくさんあります。ロンドンを出発して最初に行くなら、ウィンザーがお勧めです。ロンドンから車や電車を利用すれば、1時間程で到着します。
エリザベス女王が滞在されるウィンザー城は、ほぼ通年一般公開されており、子供たちに人気のレゴランド・ウィンザー(Legoland Windsor)など、子供が楽しめるアクティビティーもたくさん用意されています。
様々な物がレゴ・ブロックを使ってできているレゴランドは、大人も子供も楽しめるテーマパークです。

レゴランド・ウィンザー
スコットランドの首都、エディンバラにはホーリールードハウス宮殿があります。歴代の王や女王がどんな生活をしていたのか、どんな服を着ていたのかなど、この宮殿では英国王室の歴史を楽しく学ぶことができます。
子供が楽しめるイベントもたくさんあります。美しい庭園を探検しましょう。謎めいた黄金のウサギを探し、ライオンがこの庭に住んでいた頃の話に耳を傾けましょう。

ホーリールード宮殿
ロイヤル・ベイビーの誕生を喜ぶ英国は、世界で一番明るくハッピーな場所と言ってもよいかもしれません。
夏休みを家族で過ごすなら、今年こそ英国を訪れてみてくださいね
